Diary

どっちがいい?


今年も5歳児が就学する小学校で行われる一日入学の時期になりました。今日は保育園に一番近い大河原南小学校の一日入学が行われたこともあり、給食後にいつもより早いお迎えやお休みする子どもが大勢いました。一方、一日入学が行われる南小学校の在校生はいつもより早く下校することができたため、2年生になった卒園児3人(男の子1人と女の子2人)が自転車に乗ってやってきて「こんにちは、遊んでいいですか?」と保育園の子どもたちがお昼寝をしている時間から数時間、園庭で誰にも邪魔されることなく夢中で遊んでいました。小学生になると保育園や幼稚園に遊びに行きたいという思いがあっても友達にからかわれるようなこともあるのでしょう。夏休みのような長期の休み以外はこんな風にやっくることは稀で、だからこそ、恥ずかしそうにすることなく歓声をあげて遊ぶ姿を見られることはとても嬉しく思います。卒園した子どもたちが今日のように遊びにきてくれた時、知っている先生がいないなんてことがないためにも先生たちには長く勤めてもらいたいと思いますし、そのためにも働いていたいという保育園でなければなりませんし、ましてや保育園そのものが存在しなければなりません。
 さて、一日入園を終え、お母さんと一緒に妹を迎えにきたN組のK君に「小学校どうだった?」と聞くとプレゼントでもらった小学校の子どもたち手作りと思われるペンダントを手にし「楽しかった!」と嬉しそうに答えてくれました。「じゃあ、保育園と小学校どっちがいい?」と聞くと「どっちも」という返事が返ってきました。保育園と小学校ではかなりの違いがありますが、喜んで就学できるように残りの保育園生活を満喫してもらいたいものです。
2018年02月05日(月) No.2243 (園長日記)

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