Diary

終わりよければ・・・。


先週土曜日の卒園式がこんなお天気だったら・・・。そんな事を思わせるような晴天になった今日は5歳児のぞみ組めぐみ組の子どもたちにとって保育園生活の最後の思い出づくりとして「いちご狩り」に出かけてきました。これまでであれば、僕がサッカー教室でお世話になっているコーチにクラブチームのバスをお借りして、仙台からバスで出勤していましたが、今年度は「娘も卒業式を終えて時間があるので、僕が運転して保育園に向かいます」そう言ってくださったので、いちご狩りへの運転も含め、全てお言葉に甘えさせてもらい、また、保育園のバスはT先生にハンドルを握ってもらったため、初めて子どもたちと同じ感覚でバスに乗せてもらうと言う何とも不思議で贅沢なバス乗車をさせてもらいました。保護者の方々にはギリギリまで秘密にしていていただいた「いちご狩り」でしたが、お弁当持参で登園しバスに乗って出かけられる事が嬉しくて仕方がなかった事がバスの中での興奮具合からも伝わってきました。そして、いちご農園に到着し、集合写真を撮ってもらってから、いよいよ30分間のいちご狩りとなりましたが、ハウスの中は春を通り越し、初夏を思わせるような温度だったこともあり、子どもたちは完熟のいちごのように顔を赤くしながら自分でもぎ取ったイチゴを頬張っていました。満足いくまでイチゴを食べた後、角田市の台山公園へ移動し、お弁当を食べるまで公園でひと遊びしました。保育園にはない固定遊具でそれぞれ楽しそうに遊んでいましたが、子どもたちに誘われて何年ぶりかでローラー滑り台をしたところ、お尻が焼けるかのような感覚が襲いました。思えば、何年も前にこのローラー滑り台で苦い思い出を経験していたのに、子どもたちに誘われ、はしゃいで滑ってことで、以前痛い思いをした時と同じ感覚がお尻に残ってしまいました。そんな遊具で遊び、お弁当を食べ、保育園に戻ってきましたが、バスの中での子どもたちの姿は、まさに修学旅行を楽しんでいるかのようでした。ただ一つ残念だったのはめぐみ組のS君だけが欠席だったことです。この日のために秘密を守ってくださり、お弁当を準備してくださった保護者の方々、わざわざ仙台からバスを運転して来てくださったTコーチ本当にありがとうございました。
2023年03月22日(水) No.3510 (園長日記)

No. PASS