Diary

春が来た!


昨日は土の中で冬ごもりをしていた虫や動物たちが外に出てくる頃と言われる啓蟄でした。そして、今日はまさに生き物たちが活動を始めるような春を思わせる陽気となりました。明日は今日よりも気温が上昇するとのことですが、今日でも十分暖かく子どもたちも先生たちも薄着で過ごすことができました。そんな春の陽気に誘われたのでしょうか、1歳児そら組の子どもたちはバルコニーに出て午前中のおやつを食べていました。その前に3歳児てんし組のОちゃんと2歳児うみ組のAちゃんの誕生日(誕生会)をお祝いし、5歳児めぐみ組のMちゃんに「ねえ、ねえ、園長先生クラリネットの歌弾いてくれない?」とのリクエストに応え、バルコニーに腰掛け、♪クラリネットをこわしちゃったなどを歌っていました。そこへ数人の子どもたちがやって来て、「じゃあ、次は・・・」と次々にリクエストが舞い込みます。そんな子どもたちに応えながら歌っていたのですが、そら組の子どもたちがお祈りしておやつに提供された「源〇パ〇」を食べる様子を見ると「いいなあ」とか「何かおやつの時間早くない?!」と羨ましそうに眺めていました。そんな子どもたちも数年前まで午前中におやつを食べていたのに・・・。そう思うと可笑しくてなりませんでした。
 一方、4歳児あい組のN先生と子どもたちが遊具小屋の中から全ての玩具を運び出して大掃除を始めてくれました。窓と扉は開けているとはいえ、砂埃が舞う空気が乾燥している中の作業は大変なこと。床や壁はボロボロですが子どもたちは楽しそうに手伝ってくれて、砂だらけだった遊具小屋が数ヶ月ぶりに綺麗になりました。さて、この綺麗さ何日続くでしょうか・・・。
 さて、昨日フードドライブ(フードドライブとは家庭で余っている食材を持ちより、それを必要としている方に寄付する活動だそうです)にご協力くださいというお知らせを配布させて頂きましたが、そのために今日から玄関ホールにカゴが置かれました。すると、準備して頂いたカゴだけでは収まりきらないほどの食品が届けられ、段ボール箱を準備しなければなりませんでした。たった一日だけでこれだけの食品(善意)が届けられること、そして、そのような活動に関わっている方がいることに感動させられました。また、商工会婦人部の方々が、卒園を間近にしている5歳児にウエットシートを届けにいらしてくださいました。のぞみ組・めぐみ組を代表してYちゃんとM君が卒園式の準備を抜けて受け取りに来てくれたのですが、商工会の方々をたじたじにするYちゃんのあいさつや会話にほっこりさせられました。
長くなりましたが、今日は満月とのことですが、季語である「朧月(おぼろづき)」のように霧や雲に霞むことなく仙台駅前のビルの明るさにも負けることなく綺麗に輝いていました。


2023年03月07日(火) No.3499 (園長日記)

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