Diary

新年度に向けて


やっと、コロナウイルス感染症が落ち着いてきてホッとしたのも束の間、このところ、RSウィルスや感染性胃腸炎での欠席、また登園したものの熱や咳でお迎えにきていただかなければならない子どもたちが増えています。一方、その年によって流行に波のある季節風インフルエンザなどの感染症とは違い、昨日、今日のように暖かく春を感じさせるような天気・気温になると規則正しく確実(正確に)にやってくるのが杉による花粉症です。子どもたちの中にも杉花粉に悩まされる子がいますが、僕もこの数日これから5月の連休頃までくしゃみ、鼻水、目の痒みに悩まされます。しかし、そんな事を知らない子どもたちがいつものように「ねえ、園長先生〜」と遊びに誘いにきてくれます。そんな誘いがなくても職員室で事務仕事をしているよりも、子どもたちの様子を間近で見られる、関わることができるところにいたいとの思いがあり、ついつい職員室を離れさせてもらっています。昨日・今日は以前いただいてきた木製パレットを使って、車掌車の隣の家の増築作業を始めたのですが、保育業者の遊具とは違い、どう見てもバラック、違法建築のような建物なのですが、ドラム缶に溜まっていた雨水が遊びの教材になるなど、子どもたちにとっては楽しい経験であり、唯一無二のお城であり、立派な建物に見えているようで「楽しい」「園長先生すっご〜い」と褒められ「ありがとう」と感謝されます。すると単純な僕は子どもたちの要望にできるだけ応えてあげようと夢中になってしまいます。その結果、当然のことながら前述のような症状が現れます。そのため全く症状がなく辛さを感じる事なく過ごしている子どもたち、先生たちのことが羨ましくて仕方がありません。
 さて、今朝4歳児はと組のT先生が来年の冬まで使うことがないであろうソリを子どもたちと一緒に片付けてくれていました。また、歯科健診やおやつを食べた後、外遊びを始めた0歳児ひかり組のM先生とY君がワイドカート(四輪の手押し車)に砂を載せ職員室前の砂場から西側玄関に近い砂場へ一生懸命に運んでいました。どうやら大きなトンネルを作るとのことでしたが、入園した時には歩けなかったり、泣きながら登園していた子どもたちが色々な事ができるようになってることに改めて成長を感じることができました。今日から弥生、3月となりました。中学校時代、男子から人気のあった弥生ちゃんはどうしているかなあ?そんな事を思いながら今年度最後の1ヶ月を始めました。そして、保育参観の時にもお知らせし、数日前から周知していたように、来年度の本格運用に向けてICTを使った登降園の管理の試験運用を始めています。連日M先生が保育を離れ準備をしてくれました。そして、玄関ホールをはじめ、あちこちに導入に向けたお知らせを掲示してあります。本格運用に向けしっかりご覧いただけますようお願いいたします。特に、登園・降園の際には必ずカメラがお子さんの顔を認識したかどうか確認していただけますようお願いいたします。
2023年03月01日(水) No.3495 (園長日記)

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