Diary

僕まで楽しくなりました


昨夕降った雪が残る園庭から数人の5歳児めぐみ組の男の子とサッカーをしている4歳児A先生の「うお〜!きゃ〜!」という楽し気な声が響いてきました。近くにいた僕は、その声を聞いているだけで何だか一緒に遊んでいる気分になり、寒さなど感じることもなく、とても楽しく(嬉しく)てにやけてしまいました。そして、「A先生、先生の声を聞いているだけで元気になるし、楽しい!」と声を掛けたのですが「わたし、サッカーとかドッジボール苦手なんですよね。小学校のころドッジボールすると逃げ回ってばかりいて最後まで残っていたんです」という、そんな思い出話も楽しそう。もちろんのこと、そんなA先生とサッカーをする子どもたちも楽しげで幸せそう。最近、世間では不適切な保育に関するニュースが取り沙汰されることがありますが、少人数でも大人数でサッカーをしているかのような賑やかな様子からは、当然のことですが不適切なんてことは微塵も感じられません。また、3歳児てんし組ひつじ組の保育参観のために来てくださった保護者の方と一緒に嬉しそうに遊ぶ子どもたちの姿、また、いつものことと言えばいつものことですが、本当に寒くないのでしょう。ジャンパーを着ることもなく、素足にスカート姿でソリをして遊ぶ5歳児めぐみ組のMちゃんの姿には只々唖然とさせられます。
 さて、今日は3歳児てんし組ひつじ組の保育参観でした。保護者の皆さんには子どもたちと外遊びを楽しんでいただいた後、園舎内で歌を歌う姿をご覧いただき、担任から来年度に向けてのお知らせやお願いを伝え、その後、宮城教育大学のS教授から「幼児(子ども)と電子機器をめぐる懸念」をテーマに講演をしていただきました。少々耳が痛い内容もあったかと思いますが、時代の変化とともに生活様式が替わり、便利になった一方、大切なことが失われてしまうことも多々あることを考えることができた時間でした。S先生には今後も園にいらしていただく機会を設け、園の環境や子どもたちと保育者の関わりなどアドバイスをいただこうと思います。
 新年を迎えたばかりだと思っていたら明日はもう㋁となります。28日だけの1ヶ月、さらにあっという間に過ぎてしまいそうですが、今朝のA先生と子どもたちのように充実した毎日であるように願うものです。
2023年01月31日(火) No.3474 (園長日記)

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