Diary

さてどうしよう?


2021年、2022年と2年続けてどちらも寒〜い2月に園庭の改良整備を行ってきましたが、今年も同じように2月に手を加え新たな環境を作る予定です。すでに子どもたちが喜んで遊ぶことができる環境になっていると思っている園庭をより良いものにするとなるとどこをどうすればいいか悩むものです。この2年間はもとより、これまでもずっと園庭づくりの手伝いをして下さっているYさんと今回のことでも連絡を取り合いイメージを膨らませているのですが、材料となるケヤキや栗の丸太が十分でないこともネックになっています。かといって園舎東側の山の木を伐採するわけにもいかず、懸命に材料収集してくださることになってしまいます。作業開始予定日である2月11日までにどれくらい集まるかによってできることも変わってきます。当初の予定(既に昨年の作業が終わった時に)では、花見やぐらと遊具小屋を繋ぎ、遊具小屋の屋根の上でお花見ができるとようにするとか、桜の木にツリーハウスを作るなんて夢のようなことを思い浮かべていたのですが、なかなか実現するには難しそう。一方、これまで何度となく案として浮かんでは消えていたのが、滑車で滑り降りるジップライン(ターザンロープ)。もしこんな遊具が園庭にあったら行列ができてしまいそうですが、年齢制限することなく0歳児から5歳児が自由に遊んでいることもあり、設置する場所をしっかりと考えないと滑り降りる子どもと別なことをして遊んでいる子どもが衝突して怪我をしてしまうことも考えられること、また、今月初め、大阪の公園で女の子が指を切断する事故が起きたというニュースを聞いているので作ってあげたい思う一方で迷ってしまいます。そして、上にばかり意識を向けるのではなく、地面に意識を向け深い穴を掘ってみるのも楽しそうですが、雨が降った時など水が溜まってしまい、それが事故へつながることがないように排水も考えなければなりません。そんなことを思い浮かべながら三輪車に砂を積んで遊ぶほし組のSちゃんやAちゃん、花見やぐらで遊ぶ4歳児の子どもたちの様子を眺めました。いずれにしても、自分では硬いと思っていなかった思考を柔軟にして違った角度から物事を考えること、また、立場や考え方が違うYさんと話し合い、作ってから後悔することのない環境づくりをしたいと思います。何かいいアイディアがあればお知らせください。
2023年01月30日(月) No.3473 (園長日記)

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