Diary

気になりますか?


コロナ禍となったこの2年間、少しでも子どもたちの感染リスクを軽減するために外遊びと環境の充実のために園庭に独自の遊具を作ってきました。そして、今年度その最終章とするべく8月に材料となるけやきを運んでもらっていましたが、切り出した時から4ヶ月以上が過ぎたことで当時の瑞々しさはなくなり、どう頑張っても剥がれることさえなかった皮にヒビが入り始めていました。そこで子どもたちの怪我を未然に防ぐことと、作業時の作業効率を図るべく剥がれそうな皮を剥ぐ作業を始めたところ、いつものことながら妙なことを始めた僕に気づいた5歳児めぐみ組のAちゃんが「何してるの?Aもやりたい」と言うので訳を話すと剥がれた皮を載せるためのワイドカート(手押し車)を運んできて僕の作業を見ながら皮を拾い集める作業に加わってくれました。そのうち皮を剥ぐことにも興味を示してくれて、要領よくバールを使い自分で剥いだ皮を嬉しそうに拾い集めてくれました。そこへ、S君とM君がやってきて「Aちゃん何してるの?」「僕もやりたい」と仲間が増え結構な面積の皮を剥ぐことができました。今日子どもたちに手伝ってもらった木を使い遊具小屋周辺に最終章となる新たな環境をと思っていますが、さて如何に!?
 さて、暖炉の火が絶えることなく燃えるように時々ランチルームに足を運び薪を焼べているのですが、その時、僕に気づいた0歳児ひかり組の子どもたちが廊下側の窓から無言で覗いている目が並んでいます。何とも可愛らしい姿に自然と笑みが浮かんでしまうことからも、0歳児ならではの力を再確認・再認識させられました。
2023年01月12日(木) No.3461 (園長日記)

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