Diary

期間限定


幼稚園教諭現役時代、5歳児の担任をすると♪歯がぬけた〜歯が下の前歯がぬけちゃった。3年と8ヶ月いっしょにくらした仲だったのに一ぬけたと行っちゃった「あれえ?」の歌詞で始まる「下の前歯が抜けちゃった」という童謡を歌っていました。それは言うまでもなくこの年齢になると多くの子どもたちの乳歯が抜け変わり始め、この時期にしか見られないどことなく間抜けで何とも言えない可愛らしい姿が見られたからでした。そして、3ヶ月後に卒園を迎える子どもたちの中にもまさにその時期を迎えている子どもたちが複数いることもあり、当時を懐かしく思い出します。今月予定されている保育参観が終わると5歳児は卒園式に向けて準備を始めていくことになりますが、その中に卒園写真を撮影することが含まれます。卒園証書と一緒に渡される笑って写る笑顔もこの時期ならではの前歯が数本ないということもしばしば。しかし、口腔ケアをしないでいると大人でもそんな5歳児と同じようになってしまいます。個人的なことになりますが、本日の午前中、健康診断の時間をいただきました。幸いなことに全てにおいて異常は診られず病理検査や再検査の必要もないとのことでしたが、身体は正直で年々衰えを感じずにはいられません。日々汗ばむような運動をすることやストレッチを心掛けなければ・・・。
 さて、健康診断を終え出勤すると3歳児てんし組のN先生が「園長先生職員室の後ろの方にR君のお父さんが持って来て下さった蜂の巣が入った段ボールを置いておきました」というのです。いったい何のことかと思ったら、ご実家で駆除した蜂の巣を子どもたちに見せてみては?とのご配慮で持って来て下さったとのこと。そこで気付かなかった段ボールを見てみるとスズメバチのものと思われる空になった大きな巣が入っていました。道具も使うことなく何重にも重なる見事な巣を作る蜂たちの力に脱帽させられました。ただこの巣、出来立てではなさそうなため、とても繊細で壊れやすそう。子どもたちが喜んで触るとあっという間にバラバラになってしまうことでしょう。
2023年01月11日(水) No.3460 (園長日記)

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