Diary
今年もよろしくお願いいたします。
数日間の年末年始のお休みを終え、届出保育の申し込みをしていた子どもたちが嬉しそうに登園してきました。登園してきた子どもたちは僅かでしたが、暫くぶりの保育園が楽しみで仕方なかったようで、霜が融けてぬかるんだ園庭を気にする様子もなくビニールの買い物袋で作った凧を飛ばすために走り回る姿や砂場で遊ぶ様子が戻ってきました。また、年末、0歳児ひかり組の先生たちがバルコニーに干していた、茹でた大根がたった数日間だけで驚くほど小さくなっていることにびっくりさせられました。今週は、まだまだ登園する子どもたちの人数は少ないのですが、来週にはいつも通りの賑やかさが戻ってくることでしょう。そして、卒園・進級までの3ヶ月はあっという間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2022年はコロナ禍に加えロシアのウクライナ侵攻、それによって生じた物価高騰によるインフレ、また、様々な分断の深まりの中で世界中が苦しんだ一年となりましたが、2023年はどんな年になるか、どんな年にしなければならないか考えながらの仕事始めとなりました。まずは、これまで通り、園舎内の消毒作業をした後、未だに月初めに報告しなければならない園庭の放射線量の計測と役場への報告を済ませ、年末年始の怠惰な生活による体重増加と薪不足解消のため、年末Hさんにいただいた丸太を薪にする作業に取り掛かったのですが、日陰での作業に加え水分を含んだ玉切りされた丸太が凍ってしまっていることもあり、手袋をしているにも関わらず手の感覚がおかしくなるほど冷たいの何の!ところが、そ以前にもお伝えした通り、そんな丸太の中にクワガタの幼虫が住んで(生きて)いるのです。そこで、今日はいつも以上に慎重に斧を振り下ろし出てきた幼虫を全て拾い集め、虫好きのT先生に全てプレゼントしました。安眠妨害され叩き起された幼虫たちにとっては大変迷惑なことだったと思う一方、薪の中に住んでいることを知らず、灼熱地獄の暖炉に放り込まれ天に召されたり、興味はあるものの成虫まで育てることが難しい子どもたちにプレゼントするよりはT先生に下で育てられることは良いことなのだと思います。しかし、仕事始めの日にクワガタの幼虫という妙なお年玉をもらうことになったT先生にとっては仕事が増えることになってしまいますが、サンタクロースからのプレゼント同様、貰うことより、渡すことが多くなってしまったであろう“お年玉”の代わりになってくれたらいいのですが・・・。
2023年01月04日(水)
No.3456
(園長日記)
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