Diary

ビックリ仰天


今朝、園舎内の消毒作業をしている時、ひつじの毛刈りや田植えを終えた5歳児がその経験を描いた絵が保育室前の廊下へ掲示されていることに気付きました。年々表現力が上達していることを感じるようになり、驚かされたりニンマリさせてもらったりしてるのですが、今回驚いたのは、❝たんぼのえ❞というタイトルが付けられた、めぐみ組のS君が描いた作品です。一見すると特別感はないと思われるのですが、描かれた絵をよく見ると、田んぼの右と左で色が違うのです。きっとそれは(間違いなく)子どもたちが植える前に機械で植えられたところは水が澄んでいる一方、自分たちが植えたところは土(泥)が掻き混ぜられ水が濁ってしまったことを見事に表現しているのだと思って見ていました。そんな時、担任のN先生がちょうど出勤してきたので「S君の絵、凄いよね!田んぼの左右で色が違うのは〜」と話すと「なるほど〜!そういうことかあ!(^^)!」と納得した様子。また、❝ひつじのけがり❞というタイトルが付けられたRちゃんの絵には、当日参加していないパパが描かれ、Ⅿちゃんの絵には毛刈りをしてくださったKさんの特徴をしっかりと掴んだ姿が描かれているのです。その他にも紹介したい作品がたくさん!のぞみ組・めぐみ組どちらにも大勢の画伯がいることを改めて思わされました。
 さて、以前、子どもたちが「ジャングル」名付けてくれるようになった迷路のようなスペース(遊具)の丸太、数本から新芽(枝と葉っぱ)が伸びていること・大きくなることを楽しみにしていることを紹介しました。そのことを遊具の作成作業をして下さったYさんにお伝えすると「芽が出ている木は、アカシアだと思われます。トゲのある木なので大きくしない方が・・・。」という返事が返ってきたのです。その返事を拝見し素人判断の甘さ、自分の知識のなさに反省させられ、明日から芽を摘む作業に取り掛かることにしました。しかし、キリンは確かこのアカシヤのトゲを気にすることなく上手に食べるはずと思い調べてみたところ、その通りでしたが、アカシヤはキリンが葉を食べ始めると、毒を送りこんで葉をまずくするというのです。しかも、葉に開いた穴からガスを出して近くの仲間に伝え、周りのアカシアも毒を作り出し、食べられているアカシアと同じようにまずくするというのですから驚きです。世の中、知らないことビックリすることがたくさんあるということでしょう。
2022年05月31日(火) No.3310 (園長日記)

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