Diary

最後の五月晴れ


昨日のような真夏を思わせるような天気・気温とはなりませんでしたが、今日も青空が広がり、外遊びにはうってつけの一日となりました。しかし、天気予報によると明日は天気が崩れるとのことから、今日が最後の五月晴れとなってしまいそうです。本来「五月」は旧暦の呼び方で、現在の暦では6月に相当し梅雨の時期に当たりることから「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」や「梅雨の合間の晴天」を指したそうです。ところが時が経つにつれ使われ方が変化し「新暦の5月のよく晴れた日」という意味でも用いられるようになり、それが定着したそうです。そんな五月晴れとなった今日、園庭では子どもたちがつぼみのように丸くなって集まって、ダンゴムシを捕まえるのに夢中になる姿や砂遊びをする様子があちことで見られました。一方、大好きなH君が登園するまでの間、いつになく甘えて手をつないできた来た5歳児めぐみ組のA君と一緒に四葉のクローバー探しをすることになりました。ところが中々見つけることができず諦めかけたとき奇跡的に一つだけ発見することができました。すると四葉のクローバーがどんなものかよく理解したA君がもう一つ見つけようと夢中になって探し始めました。女の子たちが☘クローバーの花束作り夢中になるように、A君はこれから🍀四葉のクローバー探しに夢中になるかも知れません。
 さて、6月まであと二日となった今日、まさに6月(June)を迎えること・感じさせるように今年も園庭のJune-berryの木が実を付け始めました。美味しく食べられるようになるにはまだまだですが、実が実っていることに気付いた子どもたちが早速木の下に集まり「あっ!何か生ってる」と言いながら食べられることを期待し目を輝かせています。ところが、子どもたち同様、いやそれ以上に実が熟くすことを心待ちにしているのが園にやって来る鳥たちで子どもたちとの争奪戦が始まります。何しろ子どもたちが園庭で遊んでいる時は警戒して遠くから見ているようで、誰もいなくなったことを確認した途端どこからともなくやって来て枝に止まって食する姿が見られるのです。限られたわずかな期間、鳥たちに負けないように一人でも多くの子どもたちがJune-berryを味わってくれることを願うものです。
2022年05月30日(月) No.3309 (園長日記)

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