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最高の場所
「園長先生〜!ちょっと来て〜!」5歳児めぐみ組の子どもたちが朝から慌てた様子で僕を呼ぶので一体何があったのか子どもたちについて行ってみると、どこで見つけたのか砂遊びで使うふるいの中に10cmくらいあろう白黒グレーの迷彩カラーの毛虫(調べてみたところクヌギカレハの幼虫と思われる)が捉えられていて「いもむし見つけた」と興奮気味。一目見ただけで羽化すると蛾になる事は想像できたので、触って痒くなったり腫れたりしては大変なので「絶対に触っちゃダメだよ」と声を掛け様子を見ていました。すると、さすがの子どもたちでも大きさと見た目で危険と感じてくれたようで、素手で触ることはもちろん、怖いからなのか、毛虫と一緒に枝や石や砂を入れ観察していました。しかし、最終的にどうしたらいのか困ったようでフェンス越しのインターロッキングに放り投げて(逃がして)いたのですが、アスファルトのところで4歳児あい組の子どもたちが遊んでいたので、見つけて触ったり踏み潰してしまったりすることがないようにシャベルで捕まえ、多くの子どもたちに見せてあげてから子どもたちにも鳥に見つかって食べられたりすることがないように園庭西側の緑(草)豊かな最高なところへ逃がしてあげました。一方、日差しが強く暑い一日となりましたが、日差しが遮られる木の下は夏のヨーロッパのように過ごしやすく気持ち良ささえ感じられるのです。そんなことを感覚として肌で感じ取ったのか、5歳児のぞみ組の子どもたちが暑さを凌ぐ猫たちのように群れて遊んでいました。
さて、先週刈り取った羊毛を毛刈りを担当してくれた先生たちが洗剤を使って洗ってくれていましたが、汚れとゴミが落とされきれいになった羊毛が日当たり抜群の最高の場所(バラックのような家の屋根の上)で干されていました。乾燥した羊毛は無駄になることがないように教材として大切に使ってもらいたいと思います。
2022年05月19日(木)
No.3302
(園長日記)
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