Diary

イメージトレーニング!?


玄関ロビーにT先生が準備していためだか用の2つの鉢、水は張られているけれど魚がいないこともあり、いったいどうなるのだろうと思っていたであろう子どもたちにこれまで何回も「ねえ、園長先生お魚どうしていないの?」と質問されていました。そのたびに「う〜んT先生に聞かないと分からないけど、もうすぐ連れて来てくれるんじゃないかなあ?」と曖昧な返事をして納得してもらっていました。そんな子どもたちの疑問と期待に応えてくれたように、今朝ついにT先生がめだかを連れてきて出勤し鉢に放してくれました。登降園する際、その事に気付いて子どもたちが鉢の前で足を止め「あっ!おさかなだ」と嬉しそうに覗きこんでいましたが、そんな姿がこれから毎日見られるようになることでしょう。一方、明日、マルチシートが張られた畑にさつまいもの苗を植える予定があるのですが、職員室から畑を見るとすでに何かが植えられているように見えるので、どこかのクラスが予定を前倒しして植えたのだろうと見に行ってみました。すると、誰がいつの間にしたのか、マルチシートの上にオオバコの葉っぱが等間隔で置かれているではありませんか!その様子がまるでイメージトレーニングでもしているように見えて驚くやら可笑しいやら・・・。シートに穴を開けることなくきれいに並べられていることから、4・5歳児の仕事だと思いますが、いかに、さつまいもを植えることを楽しみにしているかが伝わってきました。この調子であれば明日実際に植える時もきれいに植えてくれることでしょう。
 さて、年々子どもたちに踏まれて収穫する(できる)数が減っている職員室の近くの花壇に植えてあるいちご。今年もほんの僅かですが葉っぱの陰で実り始めていました。まだまだ赤くないため、子どもたちに気付かれていなかったのですが、赤くなったいちごを見つけた子どもが喜んで食べることをイメージしていました。ところが、今日どれくたい育ったか見てみると、子どもたちより先に気付いた虫に食べられていました。これから食べられるようないちごが育つのは難しそうですが、虫に食べられる前に誰かに気付いてもらい、露地もののいちごを味わってもらいたいものです。
2022年05月16日(月) No.3299 (園長日記)

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