Diary

願い


コロナ禍で今なお密を避けることやマスクの着用などが求められていますが巷ではサウナがブームの真っただ中で「サウナー」「ととのう」「サ活(サウナ活動)」なる言葉が生まれているとのこと。ところが、保育園の園庭ではサウナブーム以前からタイヤを使った露天風呂が地味ながらも絶える事なく続いています。今日も3歳児てんし組の子どもたちが太鼓橋の下に運ばれたタイヤで「もうちょっと詰めて!」と言うなどしながらぎゅうぎゅう詰めになって温泉ごっこを楽しんでいました。不思議なもので子どもたちはこれだけでなくダンボール箱や丸太で作られた迷路のような園庭の遊具など、まるで猫のように狭い環境を好む傾向があるように思います。だからこそ、コロナ禍から少しでも早く安心して過ごせる日常になること、今朝の新聞などでも伝えていますが、ようやく検討され始めた感がある屋外でのマスクの着用に関するルール作り実現する事を願うものです。
 さて、畝立てとマルチシートが張られ苗を植える準備が整った畑に、子どもたちと先生たちが話し合い、植える(蒔く)ことになった野菜の苗(種)を購入して来ました。地域柄なのでしょうか、家庭菜園で野菜を育てている方が多いようで平日にも関わらず朝から品定めをする方々がいらっしゃいました。ロシアがウクライナに侵攻して以来、燃料や食料品の値上がりなど様々なところに影響が出ています。食料自給率が低い日本、ほんの僅かで食料自給率に何の足しにもなりませんが、フカフカになった栄養たっぷりの畑にしっかり根付き、野菜が苦手な子どもたちも喜んで食べてくれるような美味しい野菜が育って欲しいものです。そうそう、昨日、はと組の子どもたちが一生懸命に皮を剥いてくれた筍が使われた筍ご飯が提供されました。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
2022年05月12日(木) No.3297 (園長日記)

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