Diary

この季節ならでは


昨日の「ひつじの毛刈り」同様、すっかり5歳児の恒例行事となった「田植え」今年も田んぼのオーナーであり田んぼの先生のHさんのご厚意により、園庭から見下ろせる田んぼの一角にのぞみ組めぐみ組の子どもたちが田植えをさせていただきました。天気予報によると気温が上がらず雨が降ることもあると伝えていたので寒さに耐えることと泥だらけになる事を覚悟していたのですが、いい具合に予報が外れ、青空が覗き身体を動かすと寒さを感じることもない田植え日和となりました。多くの子どもたちが初めての田植えということもあり泥に足を取られ悪戦苦闘していましたが、転んで泥だらけになったのはのぞみ組のYちゃんぐらいで、10年目となった今年の田植えでも手は泥の手袋、足は泥のソックスを履いているようになりながら楽しみにしていた田植えをすることができました。しかし、それ以上に楽しそうだったのは朝7時過ぎから準備をしてくださっていたHさんとお手伝いをしたくださった方々です。田植え後、Hさんから「園庭から田んぼの様子を見ていること、そして、大きく育って秋に稲刈りができるようにおまじないをしておいてね」とお願いされ(約束)をして園に戻りました。梅雨の長雨や低温、夏の暑さや台風にも耐え、秋に豊かな実りがあるように願い祈りながら時々田んぼの様子を観察しに行くなどしたいと思います。
 さて、5歳児が田植えに出かける頃、4歳児はと組の子どもたちが明日の給食で提供される予定の「筍ごはん」に使う筍の皮剥きをしてくれていました。剥いても剥いてもなかなか食べられる(食べる)ところが出てこない大きな筍が使われた明日の給食、旬の味が楽しみです。
2022年05月11日(水) No.3296 (園長日記)

No. PASS