Diary

天、雨、飴!?


ミッション系の学校で学生生活を過ごされた方であればご存知であろう、「♪あめなる喜び〜」の歌詞から始まる讃美歌、この讃美歌のあめとは「天」のことですが、雨の日が多くなるためレインコートを準備してもらった2歳児、ほし組・つき組の子どもたちにとって、午前中のおやつの後からちょうどいい具合に雨足が強くなった今日は、待ちに待ったレインコートの出番となり、「天なる喜び」ならぬ「雨なる喜び」の一日でした。全てのクラスの子どもたちが保育室で過ごしていて誰もいない園庭を独占し、念願のレインコートを着て過ごすことができるのですから雨が嬉しいの何の!大人であれば鬱陶いと思ってしまいそうですが、濡れることを気にすることなく長靴を履いた子どもたちが水溜りでジャンプしてみたり、懸命にカエルを探したりとさぞかし満足したことでしょう。ころからも、雨を嘆くことなく雨の日にしか感じられない(雨の日だからこそ感じられる)音、匂い、感触など梅雨の期間を楽しみながら過ごして行きたいものです。ちなみに、昨年度、行事の度に雨に悩まされた5歳児(現在1年生)には聞かせられないことですが、今年度の5歳児は、昨年度と正反対で田植えや羊の毛刈りなど今のところ天気に恵まれていて、今日は雨が降ったと言うのに明日は天気が回復し予定通りご飯炊きができそうなのですから驚きです。そして、僕もこれまで何かと雨に悩まされることが多かったのですが、今日も傘を用意していたのに使うことなく済みました。雨男返上となったのでしょうか・・・?
 さて、映像を残すことを失念してしまったのですが、昨日3歳児てんし組のT先生が作っていた梅ジャムが完成したようで、職員室の僕たちのところへ梅ジャムが載せられたR◯T◯を届けられ、同様に4歳児あい組のN先生たちが作った梅ジャムが載せられたクラッカーもお裾分けしてもらいました。どちらもしっかり煮詰められていたせいなのでしょう、梅の香りというより、南国フルーツのような香り、そして、味も酸味はほとんど感じられず、飴のよう!これまで、梅シロップ作りがほとんどでしたが、まだ残っている梅は収穫後、シロップだけでなく、美味しいジャムとして使用されるような気がします。
 そうそう、畑の野菜たちの中でも雨を好むのか、見事に育ったキュウリが連日収穫されています。先日紹介した1歳児クラスで育てているハートや星形のキュウリも収穫できるサイズに育ったとのことで、たくさんではないものの今日の給食のサラダにと提供されました。そのことに気づいた子どもたちはいつもと違う可愛らしい切り口のキュウリに大切そうに食べていたとか・・・。そして、僕の給食にも厨房のスタッフが見事なハートのキュウリを一つ載せてくれていました。ハート型でしたので、忖度でなく愛情だと信じようと思います。
2021年06月29日(火) No.3085 (園長日記)

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