Diary

ニコニコ!


今では5歳児の恒例行事となった「味噌作り」は、2010年9月に「おじいちゃん・おばあちゃんありがとうの会」(敬老会)で行ったのが始まりで、今年11回目を迎えました。今年も村田町のS味噌店さんに、ご準備いただいた大豆、米麹、塩を使い、社長さんのご指導のもと5つのグループに分かれて仕込みました。グループ名は大豆から作られる「とうふ」「みそ汁」「みそ」「なっとう」「しょうゆ」「きなこ」「あぶらあげ」というユニークなもの。担任の先生たちから「今日は納豆は食べてこないように」という約束を守って登園してきた子どもたちの目は昨日のプール開き以上に輝き、表情からも喜びが伝わってくるほどでした。エプロンを身につけ、三角巾を被りホールに集まった子どもたちの気持ちが一層高まるような、大豆、米麹、塩の味見、その後、本格的な仕込みとなりましたが、泥んこ遊びとも違う感触を楽しみながら自分たちのグループが「一番上手」「一番早い」と褒められることも嬉しくて夢中で作業に取り組みました。僕が担当させてもらった「なっとうグループ」は何故だかメンズ5人!その5人の「やる気」と「勢い」と「賑やかさ」は確かに一番!といった感じ!塩まみれになった手や腕の感触に違和感を感じ「早く手洗いたい」と訴えることもありましたが、最後まで弱音を吐くことなく仕込み、卒園記念品として持ち帰る1kgの味噌を容器に詰めラベルを貼り、倉庫に寝かせることができました。来月28日の「土用の丑の日」に天地返しをするなどして美味しい味噌に熟成することでしょう。卒園式の時、自分で仕込んだ味噌をニコニコして持ち帰り、お家の人とニコニコしながら食べることができることを願うものです。  さて、今日もう一つニコニコだったこと(人)それは、今日1歳の誕生日を迎えた0歳児ひかり組のK君の誕生会に来てくださったお父さんとお母さんです。特に給食を食べている時、突然ギターを抱えた園長がクラスに登場したことに「一体何が起こるの?」「この人は何をしに来たの?」という表情のお父さんでしたが、先生たちと一緒に♪Happy−Birthdayを歌い始めた途端、それまでの驚いた表情から一転、今にも溶けてしまうのではというようなニコニコした表情に変わり、慌ててスマートフォンを取り出してK君と奥様の様子を動画で撮影していました。できることなら、そんなお父さんの表情を映像に残したいと思うほどでしたが、ギターを弾いていたので当然無理!しかし、その表情と姿はしっかりと目に焼き付けることができました。きっと帰宅後、お家でも素敵な誕生パーティーが開かれることでしょう。 長くなりましたが、昨日6月9日出産のためにお休みしていたM先生が3332gの男の子を出産しました。母子ともに元気とのことですが、多くの方々に愛され大きくなることをお祈りします。M先生、ご家族の皆様おめでとうございます。
2021年06月10日(木) No.3072 (園長日記)

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