Diary

リノベーション!?


ハプニングがあったものの5月18日、無事シジュウカラのヒナたちが巣立ってからというもの、親鳥が忙しそうに餌を運ぶことも人間を警戒して鳴くこともなくなってしまいました。住人(鳥)をなくした巣箱に来年また子育てをしに来てくれることを楽しみにしようと思っていたところ、先日、園庭整備をしてくださったYさんに、「巣箱の中をきれいにすると、もう一度入る(卵を産む)ことがあるから、掃除してみては?」ということを教えてもらったので、園庭にある巣箱を取り外し、くちばしと足だけで器用に作ってあったベッドを処分してから中を水洗いし、隙間ができていた底板が抜けることがないように釘を打ち直し、最後に新調した紐でこれまでの場所に備え付けました。人間も新築、あるいはきれいにリメイク、リノベーションされた家を好むように、鳥たちもしっかりと内覧して子育てをしていることを教えられました。さて、これからの時期にもう一度巣箱に入ってくれる鳥がいるかどうか見ておかなければ・・・。
 さて、園庭に植えてある(いつの間にか育っている)様々な果樹に実や実になるための花が咲き始めています。巣箱を取り付けた木の根元に育っている桑の木は、先日まで目立つことがなかったのに、赤くなって来たこともあり子どもたちの目に留まるようになりました。ところが赤くなったとはいえ、食べごろには程遠いのですが、子どもたちには美味しそうに見えているのでしょう。酸っぱいとは知らず食べて慌てる子どもがいるのです。甘くなるまで何とか我慢して食してくれることを願うものです。また、すぐ近くのザクロの木には毎年ごっこ遊びで「たこウインナー」として使われる花が咲き始めています。昨年は2〜3個しか実を結ばなかったので今年こそはみんなで食べられるぐらい実って欲しいと思っているのですがどうなるでしょう?
 長くなりましたが、最後に・・・。㋃16日に出産したA先生が赤ちゃん連れて来てくれました。子どもたちは初めて会う小さな可愛らしい赤ちゃんと久しぶりに会うA先生に大喜びしていましたが、それ以上に母になったA先生の嬉しそうなこと。保育者の顔から母の顔に変わっていました。そして、一昨日出産予定日だったM先生が本日15時53分に3274gの男の子を出産したこと、母子ともに健康であることを連絡してくれました。今度保育園に来るときは赤ちゃんと共に来てくれるはず。楽しみです。M先生、そしてご家族の皆さんおめでとうございます!
2021年06月03日(木) No.3067 (園長日記)

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