Diary

楽しみはダンゴムシ探しとプールでの水遊び


「ねえ、園長先生見て!」そう言って5歳児のぞみ組のY君が何かを握りしめて嬉しそうに何かを見せに来てくれました。いったい何が握りしめられているかと思ったら、手の中には、なかなかのサイズの見事なダンゴムシが入っていました。すると、近くにいた4歳児あい組のEちゃんとTちゃんが「すっご〜い!」「いいなあ。見せて!」と話し掛けたところ「いいよ!でも、くすぐったいよ」と言いながら優しく指から指へ渡らせて(貸して)あげたのです。そんなやり取りに今度はのぞみ組のS君が「すっげ〜!」と言った後Y君に「ダンゴムシならあっちにいっぱいるからおいで」と声をかけ一緒に走って行きました。ところが、ほどなくして戻ってきたS君は数匹のダンゴムシを手にしているのにY君はさっきの大きなダンゴムシ1匹だけ。どうしてなのかと思ったら「だって小さいのしかいなかったから」と小さなダンゴムシには全く興味を示さなかったような様子。一方、S君は可愛らしい4匹のダンゴムシが手から落ちないようにするのに必死!くすぐったさなど感じる余裕は間違いなくなかったでしょう。Y君やS君に限らず子どもたちは飽きる事なく誰かしらがダンゴムシを集めては見せ合っています。今日Y君が見つけた(捕まえた)それが誰もが羨ましがるような大きさだったことがきっかけとなり「次は自分も」との気持ちから、飽きる事なくダンゴムシを探すのが楽しくて仕方がないのでしょう。
 さて、最近子どもたちが楽しみにしていること、それはプールでの水遊びが始まることです。玄関ロビーに水遊びに必要な持ち物が展示されるようになったことで一気に水遊びモードに入ったのか、2歳児ほし組のNちゃんなどは持ってきたプールバッグを毎日持ち帰っています。来週「プール開き」が予定されているため週末にプールを組み立てる予定でしたが、金曜日は天気が悪そうとのことで先生たちが子どもたちと運んでくれたバラバラにして片付けておいたプールを洗い、子どもたちがお昼寝をしている間にT先生に手伝ってもらい組み立てたのですが、多くの子どもたちが「園長先生、プール合体してくれてありがとう」とか「くっ付けてくれてありがとう」とお礼を言いにきてくれました。例年プール開きをする頃に梅雨入りとなり、思い存分入水できるのは暫く先かも知れませんが、痛ましい事故や大きな怪我なく過ごせるよう、プール開きを行いたいと思います。
 最後に、月曜日の礼拝で聖書のお話のご奉仕をしてくださっている教会のM先生のご主人が今日、神様のもとへ旅立たれました。心より哀悼の意を献げるとともに、ご家族皆様の上に神様の慰めと平安がありますようお祈りいたします。
2021年06月01日(火) No.3065 (園長日記)

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