Diary

待ち遠しい


スノーボードやスキー、スノートレッキング、ソリなどのウィンタースポーツや湖上でのワカサギ釣り、そして雪合戦や雪だるま作りが大好きという方は、これから寒くなり早く雪が降って欲しいと願っているのかも知れません。しかし、年々、体力の衰えを感じる僕としては、寒さが身に染みる寒い冬はありがたくない季節に感じてしまいます。ところが、今朝もいつものように外の掃き掃除を終え、園庭で放射線量の測定をしているときのこと、僕の、すぐ傍でじ〜っと見ていた、素敵な花柄の服を着た4歳児、はと組のSちゃんが「早く冬にならないかなあ」と急に話し掛けてきました。その表情から冬になるのが楽しみで仕方がないという様子は伝わってきました。しかし、いったいなぜだろうと思い「え〜っ!?だって冬って寒いから暖かいほうがいいんじゃない?」と聞いてみました。すると「だってSの誕生日は12月だから、お母さんが誕生会にきてくれるんだもん」と今から誕生会にお母さんが来てくれることを心待ちにしているということがわかり、なるほどと納得しました。それだけではありません、どうやら、おばあちゃんにも来て欲しいらしく「おばあちゃんはお仕事してないんだけど、来てくれないんだよね。『敬老会』で疲れちゃったのかなあ!?」とブツブツ独り言を言っているので、「じゃあ、お母さんにお話ししてあげる?」と話すと「大丈夫!S自分でお話してみる!」とニコニコしていました。今日も誕生会のために5歳児のぞみ組のA君やめぐみ組のT君のお父さんやお母さんが来てくださいました。そして誕生日を皆で祝ってくれていました。このような経験があるからこそ自分の誕生日(誕生会)が楽しみで待ちきれないのでしょう。Sちゃんの願いが成就するかどうかわかりませんが、Sちゃんの誕生会当日は嬉しさのあまりデレデレでしょう。そんなSちゃんに触発されたわけではありませんが、寒くなったから慌てないようにこのところサボっていた薪作りを再開しました。その中にキクラゲと思われるきのこが育っている木がありました。さすがに食してみようとは思いませんでしたが、自然界には様々なものが生きている(生かされている)ことを再認識させられました。
 さて、来月の今日は「親子で遊ぼう会」の予定日です。お天気が良ければ園に隣接するグランドをお借りして行うことになっていますが、グランド全体に草が伸びていることがずっと気になっていました。当日このままでは大変になるだろうと思い、時間がある時に草刈りをしようと思っていたのですが、そんな僕の心配や思いが伝わったのか今日の午前中グランドの方から草刈り機と思われるエンジン音が響いてきました。そこで、その音源を見てみると、これまであまり見たことのない立派な機械を使い刈り払い作業が行われているではありませんか。という訳でたった一日だけできれいさっぱり刈り取り作業が終わり、僕の懸案だったグランドの草の心配がなくなり、明日のサッカー教室はもちろん、遊ぼう会もすっきりした中で出来ることでしょう。よかった!
2019年09月19日(木) No.2635 (園長日記)

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