Diary

飲み放題・食べ放題


幼いころ、誰もが一度は経験したことの中に、お花の蜜を吸うといくことがあるのではないでしょうか?多くの学校の花壇に植えられているサルビアの蜜をそこを❝チュ〜チュ〜❞吸うなんてことは、子どもの頃の定番の遊びの一つだったような気がします。しかし、現代ではお花の蜜を吸わなくとももっとおいしい甘味があり、また、衛生的にどうか?といったこともあり子どもたちが花壇に集まって蜜を吸う姿も見かけなくなったのかも知れません。ところが、保育園ではこの季節「メドーセージ」が紫色の花を咲かせると子どもたちが花の周りに集まり、前述の子どもたちのように花を摘み飲み放題の蜜を❝チュ〜チュ〜❞吸い「甘〜い!」と叫んでいます。今朝も5歳児のぞみ組の子どもたちが集まり目を輝かせ吸っていましたが、手の届く範囲の花は吸い尽くしてしまい残っているのは手の届かないところだけに・・・。そこで枝が折れないように気を付けて子どもたちが届くところまで枝を曲げてあげると、比較的背の高いR君が手のひら一杯に摘み取り「いっぱい取れたから分けてあげるよ!」と言いながら皆で分け合って❝チュ〜チュ〜❞やってました。
 ところで、この花の蜜、受粉を促すために昆虫や鳥たちを誘引するためと考えられているそうですが、蜜には多少の毒成分が含まれていて人間が飲みすぎるとお腹を壊してしまうこともあるとのこと。もちろん子どもたちがお腹を壊すほどの量を❝チュ〜チュ〜❞することはないのですが、そのようなことがないようにしっかり見守り、声をかけたいと思います。
 さて、昨日耕した畑に1・2歳児クラスの先生たちが畝を立て、マルチシートを張り、1歳児は白菜の苗を植え、2歳児は大根やカブの種を蒔きました。そんな苗にお昼寝を終え、おやつを食べ終えた1歳児の子どもたちが、じょうろで一生懸命に水を掛けていました。食べ放題とまではいかなくともしっかり収穫できるといいのですが・・・。
2019年09月06日(金) No.2626 (園長日記)

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