Diary

季節の変わり目


昨日から9月、ラーメン屋や中華屋さんの「冷やし中華始めました」のお知らせから「おでん」の旗がコンビニの前になびき始め、テレビからはスタットレスタイヤのコマーシャルが流れるようになり確実に秋や冬に季節が向かっていることを実感させられます。そして、午後のこと、春に5歳児が田植えをさせてもらったHさんから「今年の稲刈りですが、今のところ9/17(火)になると思います」とご連絡をいただきました。「例年より早くありませんか?」とお聞きすると、本当は9/14(金)までに刈って欲しいと言われたけれど、刈り取ってくださる方の都合で17日になったというのです。毎日通勤に使っている電車の車窓から見える田んぼの稲が黄色くなってきたことには気づいてたものの、稲刈りの時期になっていたとは・・・・。お電話をいただき、改めて田んぼを見てみたのですが、確かに穂がしっかりと首を垂れていることがわかりました。予定日まで大雨など自然災害に遭わないことを願うだけでなく、先日、佐賀県では稲刈りを間近にして猛烈な雨で冠水被害に見舞われ、鉄工所から大量の油が流出したため収穫できなくなってしまった農家の方々のために祈ります。心を込めて育てた稲が食べられない辛さ誰にも当たりようのない悔しさは言葉にならないことでしょう。
 さて、前述のように季節がどんどん涼しくなっていくのと反比例するかのように、今朝の電車で僕の前に座った高校生が彼女と思われる女の子と隣同士に座りながら携帯でメールを送り合い、ニコニコしている姿に「若いっていいなぁ」「青春ってこういうこと?!」と思わせられ、こっちが恥ずかしくなってしまいました。
 そうそう、先週土曜日、福岡から15名もの先生方が保育園の見学にいらしゃいました。多くの保育施設とは違う保育環境に驚いていましたが、それだけではありません。Y先生と収穫したキュウリの塩もみを作った4歳児はと組のT君が先生たち全員に分けてくれるではありませんか。そんな姿に多くの先生たちが驚かれ「どうしてあんなに優しく育っているのですか?」と質問を投げかけられましたが、それは日々の生活の賜物であり、日々子どもたちと関わってくれている先生たちのお陰でしょう。感謝です。外部から見学者がお見えになり自分たちの保育を語るということは自分たちの保育を振り返るいい機会になることを実感させられます。
2019年09月02日(月) No.2624 (園長日記)

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