Diary

昨日の続き


子どもたちが前日の保育の楽しさや友達との遊びを継続したくて朝がやってくることや登園を待ちきれなくなるような日々であることを願いながら先生たちは保育をしてくれていますが、その成果が目に見えるようになるのは時期のような気がします。つい先日、4月に就学する小学校の一日入学に出かけた子どもたちの中には、日々顔をあわせている保育園とは違った関わりができたことにより、これまでと違った人間関係が築かれたらしく、5歳児M組のUちゃんとAちゃんは昨日一ずっと手を繋いで過ごしていて、今朝も一緒に遊ぶことを楽しみに登園し仲良く遊んでいました。また「実験中」の張り紙が貼られていた5歳児N組の実験現場も作業が継続され堀に囲まれた島には型抜きで作られた大小様々な砂の円柱が立ち並び、そこに手作りの旗が立てられ、まるで小さな島のジオラマのようになっていました。そこで担任のM先生に「『○○領土は固有の領土』って書いて貼りたいね」と言って笑ったほどです。そうかと思えば昨日5歳児M組のTくんが保育室の加湿器の前に座り、顔にスチームを受けながら謎の煙を握ろうとしているのか、動くものを追いかける楽しげな子猫のように見えましたが、僕が後ろまで行っても気づかないほど夢中になるその姿は怪しげな魔術師のようにも見えておかしくなりました。今日もそんな様子が見られたかどうか確認できませんでしたが、もし同様の姿が続いていたならば肌が潤うだけでなくインフルエンザ予防もバッチリでしょう。
 さて、このところ1歳児の姿を見ているとその成長を顕著に感じます。外遊びに出かけるときに自分でジャンパーを着られるようになり、園庭で遊んでいる様子を見ていても砂場遊びに使う遊具を乗り物(四輪の手押し車)に載せて走る嬉しそうな姿はいつ2歳児クラスに進級してもいいほどです。
2019年01月31日(木) No.2484 (園長日記)

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