Diary

よかった!


昨日の夕方から降り始めた雨は夜には上がったものの、天気予報では宮城県内でも地域によっては雪が降るところがあるというので朝までに雪が積もるようなことがないことを願いながら眠りに就きました。そんなこともあり、朝、最初にしたことは雪が積もっていないかどうか確認することでした。嬉しいことに雪が降った気配はなかったものの、朝の冷え込みが夕べ降った雨が残っていたところを凍らせたことで路面がツルツルになっているところがあったので気をつけて駅まで向かい電車に乗りました。幸い大河原も仙台同様、積雪はなかったものの園舎東側にある山によってしばらく日が差さない駐車場や路面の一部はテカテカ!子どもたちを送ってきた保護者の方々も足元を気にしながら歩いていました。
 一方、子どもたちはうっすらと残っている霜を見て「うわ〜雪だあ」と喜んでいます。特に5歳児N組のMちゃんとH君はスレンレスのボールと砂遊びに使う道具を手に何かを集めています。そんな二人が「園長先生ちょっと来て!いいもの見せてあげる」というので、一体何を見せてくれるのか行ってみると「見て!これ。昨日置いておいた砂が固まってた」と不思議な形に固まった砂を見せてくれました。どうやらこの砂の塊は昨夕降った雨と今朝の寒さによって偶然できた産物!その他にも園庭においてある昔お米を貯蔵するために使っていたというドラム缶のような入れ物の上に雨と寒さによってできたチョコレートのような砂の塊やフェンスの上にできた小さな氷を見つけ綺麗な氷の場合、味見をしながら夢中で集めていました。大人にとっては雪が少ない冬はありがたいのですが、今日の二人のようにわずかな雪や氷を必死に集める姿をみるとまとまった雪が降ってくれることを願わずにはいられません。ちなみに、二人が集めていた砂、日中の暖かさで溶けてしまったのですが、明日も凍ることを期待しているようで、誰にも見つけられないようにと考えたのでしょう。僕の席のすぐ後ろのバルコニーに隠すようにコッソリ置いてありました。ただ、多かった水は少し捨てておいてあげました。
2019年01月24日(木) No.2479 (園長日記)

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