Diary

心配と安心


全国的にインフルエンザが猛威を振るい始め盛んに注意喚起がなされていましたが、このところ電車でも予防のためなのか、はたまた拡散防止のためなのかマスク姿の乗客が大勢見られるようになりました。幸い保育園では先週、もちつきの日を含めも感染している子どもたちは全くおらず、それどころかもちつきの日は欠席者がたった8名で驚いたほどでした。ところが今日になってついにインフルエンザとの診断を受け欠席する子どもたちが4名ほど出てきましたので、子どもたちの体調や表情の変化にしっかりと気づくこと、そして換気をするなど感染拡大することがないように気をつけなければと思っています。今日も5歳児M組の子どもたちがそうでしたが、朝の寒さがこたえるようで寒さをしのぐためにランチルームの薪ストーブの前で身体を温めていたり「やっぱりあったか〜い!」と言って職員室へやってきておもちゃで遊んでいたりする姿が見られました。中でもSちゃんは熱のためずっとお休みしていて今日が今年初めての登園だったこともあるのでしょう、なんとなくエンジンがかかっていなかったのか室内で過ごす姿が多かったように思えます。ところが、そんなSちゃんがお休みしている間、担任のN先生が集まりの時にSちゃんがお休みすることを伝えると「元気になるようにお家でもお祈りしてたのに!」という声が上がり、その声に刺激・共感を受けた他の子どもたちからも「じゃあ僕(わたし)もお家でお祈りする」というクラスの様子(素敵な連鎖)が掲示板に張り出されていました。そのコメントから集まりの時のクラスの様子、子どもたちの心の成長や担任の先生との信頼関係が目に浮かび3月の卒園の時には安心して小学校へ送り出せることを確信しました。その一方で卒園や新年度に関わることで心配事も出てきました。そんな心配事が杞憂、取り越し苦労で済むように祈りながら歩んでいかなければ・・・。
2019年01月15日(火) No.2472 (園長日記)

No. PASS