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同感!


今朝の河北新報に団体職員の方が年末の情報番組をご覧になりクリスマスケーキやローストチキンなどが大量に廃棄されている「食品ロス」の実態に関する投稿が掲載されていました。この方の投稿には、ある食品リサイクル工場にケーキ工場や百貨店、スーパーなどから、食べられることなく運ばれていく映像を見て、予想できたとはいえ、ショックを禁じ得なかったとあります。作り過ぎて売れ残り、消費期限が過ぎたり、ノルマで買い過ぎて食べ切れなくなって廃棄するなどさまざまな理由があると考えられると思う。そして、2月になれば恵方巻きが大量に廃棄処分されることが予想されること、食品んロスの背景にには「売れ過ぎて足りなくより、余ってでも捨てた方が良い」という売り手側の都合が都合の良い考えが根底にあるのではないかと思う。また、予想される廃棄処分のコスト代も、売り値に転嫁されていよう。そうであれば消費者が実質負担していることになる。そのためにも食品ロスに「NO」と大きな意思表示の声を上げなければならない時が来た。と言っても良い。と結んでいます。多くの食材を輸入に頼らなければならないほど食品自給率の低い日本において、わざわざ輸入した食材を廃棄しているという矛盾、もし、前述のように廃棄処分のコスト代も、売り値に転嫁されているとするならば、食べ放題の店や作り置きのお弁当、100円程度で食べられる回転寿司の価格はもっと下がるということ。そうであれば食品ロスについて真剣に向き合う必要なのでしょう。
 同様に東京・豊洲市場では5日、築地市場からの移転後初めてとなる「初競り」が行われ、某寿司チェーン「すしざ○ま○」が278kgの青森県大間産のクロマグロを3億3360万円(1kgあたり120万円)の最高額で落札したことが話題になりました。この寿司店では高額で落札したマグロでも通常通りの価格で提供したとのことですが、競り値が高騰すれば、必然とクロマグロの価格全体が高騰し、クロマグロはもちろん、寿司を食べることそのものが贅沢になり「すし○ん○い」で「ぜいたくざんまい」とはならず、それどころか白旗を上げて万歳し「すしバンザイ」になってしまうことでしょう。
 このようなことからも、保育園でもこれまで以上に給食(残食など)について話し合い、また子どもたちとも飢えに苦しみながら生活している方や命を落としてしまう方がいることについて考え、食べられることの幸せ、たくさんの恵みに感謝することの大切さを伝えていきたいと思います。
2019年01月08日(火) No.2468 (園長日記)

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