Diary
ありがとう!
今日はクリスマス前からお願いされ、約束していた通り、3歳児T組・H組の子どもたちをバスに乗せて「とんとんの丘」に園外保育に出かけてきました。週間天気予報によると、明日明後日と急に寒くなるとのことですが、今日は天気にも恵まれ園外保育日和!そんなこともあり、この日を楽しみにしていた子どもたちは、リンゴやニンジン、白菜など、動物たちの餌になる野菜や果物をお家から持参し、「うさぎさんにニンジンあげる!」とか「カピパラは温泉にはいってるかなあ?」と朝から興奮状態。中には子どもたちが食べても大丈夫と思われる新鮮なニンジンやりんご(丸ごとのも含め)を持ってきてくれた子どももいるほどでした。H組のRちゃんなどは、皆でバーニャカウダとして一本ずつ食べたとしてもなおウサギたちもお腹いっぱいになるのではというくらい大量のスティック状のニンジンを持ってきてくれました。そして、ウサギやひつじはもちろんのこと、ヤギやシカ、ポニーや馬であろうと怖がる様子も躊躇する様子もなく「は〜い!食べて〜」と言いながら餌をあげていました。そんなRちゃんと対照的だったのがT組のK君。同じようにスティック状に切ってもらったニンジンを持参し、動物たちに食べてもらうことを楽しみにしていたものの、いざ本物の動物たちを目の前にすると、その想像以上の大きさと迫力に圧倒され尻込みしたようで、後ずさりし、終いには「園長先生があげていいよ」言って、せっかく持ってきてくれた野菜の入った袋を僕に手渡しどんな風に食べるかを見ているのです。この姿に担任のS先生は「やっぱり!」と笑っていましたが、「せっかくだから最後の一つは一緒に食べさせてみよう〜!」と言ってりんごに手を添え、ヤギに食べさせてみたのですが、口に入ったと思った瞬間に手を引っ込めてしまったこともあり、寸前で地面に・・・。てなわけで結局はそのりんごもK君ではなくS先生が食べさせることになりました。このK君がRちゃんのように臆することなく餌を食べさせられるようになるには何度となく足を運び経験を重ねることが一番でしょう。
さて、このようにバスによる園外保育の時、どのクラスの子どもたちでも「園長先生、今日よろしくお願いします!」とか「バスに乗せてくれてありがとう」と挨拶をしてくれます。今日も同様に多くの子どもたちが挨拶をしに来てくれましたが、H組のS君は、保育園を出発し目的地である、とんとんの丘に到着するや否や、誰にも聞こえないような小さな声でこっそりと「園長先生、結構運転上手だね!?」と上から目線で褒めてくれたので、「ありがとう!」と返事をしたのですが、その次に出た言葉は「バスにブレーキついてるの?」と驚くような質問だったので「ブレーキがなかったら止まれないからね」と返事をしたのですが、「へ〜!」という返事が返ってきたのが可笑しくて仕方がありませんでした。帰路につく際、ガソリンスタンドで給油をし、飛来している白鳥の様子を河川敷まで行って(バスの中から)見てきましたが、次回は白鳥たちにパンや古米を食べさせに出かけたいと思います。
2018年12月26日(水)
No.2464
(園長日記)
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