Diary
時代が変わっても
今年も残すところ10日ほどになったこともあり、保育教材や給食の食材、事務関係等で取引のある業者の方々が年末の挨拶にお見えになり来年のカレンダーを置いていってくださいます。そのカレンダーも来年の5月には新元号となりますが、時代が変わっても子どもたちには全く関係ないことであり、これまで通りの生活が繰り返されることでしょう。なぜそんなことを思ったかといえば、今朝の寒さで園庭のあちこちにできた氷を見つけた子どもたちが手の冷たさを気にしながらも夢中になって掻き集め、味見を始める姿が以前勤めていた幼稚園の子どもたちと全く同じであり、それどころか、自分も幼い時に同じことをしていたということからです。とはいえ、きれいとは言えない氷を食べてお腹を壊したりしては大変なので「ねえ、そんなに食べたらお腹壊すよ」と声をかけるのですが、「えっ!?大丈夫だよ!この前も食べたけど痛くならなかったも〜ん」という返事が返ってくるのです。今日も3歳児H組のSちゃんとHちゃんたちが「園長先生見て、あっちできれいな氷見つけたんだあ!」とフェンスの方を指差し、氷の入手先を教えてくれながら氷を舐めるたので「お腹痛くなるよ〜!」と声をかけたところ、二人はニコニコ顔を見合わせ「じゃあ、あっちで食べよう!」と言って氷を舐めながら逃げて行きました。氷に限らず、こんな風に大人にSTOPされてしまいそうなことは子どもながらにしっかりと理解していて、5歳児くらいになると多くの子どもたちが先生たちに見つからないようにこっそりと氷を食べたり、いたずらをしたりしていることでしょう。こんな子どもの姿は時代が変わっても変わることなくずっと同じであって欲しいと思います。
2018年12月19日(水)
No.2460
(園長日記)
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