Diary

どうしてるかなあ?


先週は寒い日もありましたが、今年は初雪が遅く、今日も日中日が差すと職員室は暖房を止めても寒くないどころか、背中が暑く感じるほどでした。それでも園庭から見える蔵王の山頂付近には確実に雪が積もり、スキー場のゲレンデもはっきりわかるようになりました。こんな風に季節がどんどん冬に向かうと、子どもたちが毎日のように園庭で探していたダンゴムシやミミズなどの虫たちの姿はほとんど見られなくなり、時々やってくる虫がいたとしても子どもたちに人気のない「カメムシ」ぐらいになってしまいました。虫などの生き物が好きな子どもたちはこの季節になると生き物たちは寒さを耐え凌ぐために冬眠したり、じっと動かずに春が来るのを待っていることを知っているのでしょう。探しても見つかられない虫を探すようなことをするはずもなく、しっかりと氷や霜柱探しなど冬ならではの遊びを満喫することへシフトしてくれているようです。これこそが子どもたち自身が生活や遊びを通し(経験し)身につけた知恵の成せる技なのでしょう。そんな子どもたちはきっと春になって虫たちが出てくることを楽しみにしつつ、「虫たちどうしてるかなあ?」と思ってくれていることでしょう。そういう僕も実は毎年ヘビやクマたちがしっかりとお腹を満たし冬眠できたかどうかが心配になるのですが・・・。
2018年12月18日(火) No.2459 (園長日記)

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