Diary

あらぬ疑い!?


明日の「クリスマス親子礼拝」の準備のために、園庭にヒイラギの枝を切りに出かけ職員室へ戻るとどこからやってきたのか、クリスマスの時に嗅ぐことのない、クリスマスには不釣り合いと思えるような結構な匂い(臭い)が漂っています。時々職員室の流しから匂いが上がってくることがあったので、今日もそうだろうと思い、主任のY先生に「また流しが臭くなってきましたね」と話すと、笑いながら「園長先生、違うんです。さっきH組(0歳児クラス)で作った"たくあん"が届いたんです。食べてみてください」というのです。そこで、僕のデスクを見てみると、タッパーに入れられラップがかけられた"たくあん"が置いてあるのです。それも、到底一人では食べきれないほどの量!そんなたくあんを一切れ食べてみましたが、保育園の畑で育て、収穫し、日干しをした大根を使ったとは思えない立派な出来で、何よりとても歯ごたえがあり、美味しくいただくことができました。ちなみに、味付けは子どもたちが食べやすいようにとの配慮から、大人が食べるような塩気はなく甘い味付けでした。 さて、そんなたくあんの臭いに子どもたちも敏感に反応し、3歳児T組のNちゃんは保育室から職員室前の階段を下りながら「ねえ、園長先生、おならしたでしょう!?」とあらぬ疑いをかけてくるのです。そこで、「違うよ!さっきH組で作ったたくあんが届いたんだって」と返事をしたのですが、全くもって聞き入れてもらえず、それどころか階段から2階の保育室の仲間に向かって「あのね〜、えんちょうせんせい、おならしたんだって!」と言いふらすのです。そこで、Y先生と一緒に職員室の扉を開け、必死に換気をしたのですが、ほとんど効果なし!仕方がないのでしっかりとラップをし直し換気扇の下に置いたのですが、保育を終え職員室へ戻ってきた先生たちが扉を開けた途端、その臭いに気付くようで、口をそろえて「何か臭いと思いました」とか「この臭いだったんですね」と言っていました。恐るべし日本の食文化の一つ「たくあん」、そして、それを作ってしまう我が園の先生たち、脱帽です。
2018年12月14日(金) No.2456 (園長日記)

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