Diary

Sava!?


今朝の寒さはこの冬一番だったようで外で薪割りをしていると足の先から冷たくなり、しもやけができるのではと思うほどでした。そんな寒さが影響しているのかこのところ熱のために欠席したり、お迎えにいらしていただくといった子どもたち増えています。先生たちは今週末に迫った「クリスマス親子礼拝」にはぜひお休みしないで登園して欲しいという願いを持っているものの、こればかりは元気になってくれることを祈る以外先生たちにもどうすることもできません。今日は4・5歳児は親子礼拝当日のように実際に衣装を身につけ、ロウソクに火を灯し、キャンドルサービスなどリハーサルをしました。緊張した面持ちでしたがページェントもしっかり通すことができ、子どもたちは元より、先生たちが安心した様子でした。どうか、そのような子どもたち先生たちの健康が守られ当日を迎えられますように。
 さて、テレビの健康番組などで紹介されているからなのでしょう、DHA,EPAなどがダイエット効果や脳への良い栄養成分ということに注目が集まりスーパーなどで「サバ缶」が売れ切れるほどのブームが起きているのだとか・・・。イワシなどとともに、昔から日本の食卓に上がる庶民の魚だったはずですが、近年は「関サバ」や「金華サバ」などのブランド鯖は高値で取引され、庶民には手の届かない高級魚となっています。保育園の給食にも「さばーグ」と名付けられた鯖缶を使ったハンバーグが提供されることがありますが、今日は「鯖の蒲焼き風」と言う竜田揚げにした厚切りの鯖に甘塩っぱいタレが絡められたメニューで、調理している時から食欲をそそるいい香りが漂っていました。この頃は匂いを気にして家庭で魚を焼かないとか揚げ物をしない家庭が増えているようですので、保育園でこんなメニューが提供されることは子どもたちにはもちろん、保護者の皆さんにとっても有難いことでしょう。こんな健康的な食事をしていれば、「Ça va?(サヴァ)(フランス語で元気?)」と聞かれたら「Ça va!(サヴァ)(元気だよ)」と答えるとことができるでしょう。スーパーなどではシメサバや刺身で食べられるような鯖が手に入らないこともありしばらく作っていませんが、生きのいい鯖を三枚おろしにし、塩と昆布と酢で〆た自家製の「〆さば」は格別な美味しさで無性に食べたくなります。何はともあれ、このまま鯖ブームが続き、給食や庶民の食卓に上ることがなくなるような高級魚にならないことを願うものです。
2018年12月11日(火) No.2453 (園長日記)

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