Diary

いよいよ12月


通常季節が秋から冬に変わるこの時期に吹く『木枯らし1号』東京地方では『木枯らし1号』は11月30日まで定められているそうですが、例年より秋の深まりが遅れ気味というのが要因の一つのようで39年ぶりに『木枯らし1号』が吹かなかったそうです。確かに保育園でも落ち葉を吹き飛ばすような木枯らしは吹くこともなく12月を迎えることになったと思っていましたが、先週土曜日、12月になった途端、午後から電車が止まるような風が吹きました。ちょうどその日、仙台市中心部を歩いていましたが、ただでさえ強い風がビルの隙間を吹くと一層強さを増すため、道行く人々は背中を丸め歩きにくそうにしていました。そんな風の影響もあったのでしょう、今朝出勤してみると園庭に落ちていた落ち葉は吹き飛ばされ、いたるところに吹き溜まりが出来ていたのですが、園舎北側のフェンスのところに吹き溜まっていた落ち葉は明らかにイノシシなどの動物が餌探しをしたか、あるいは人間が意図的に落ち葉をばら撒いたかのような状態になっているのです。きっと、昨日の日曜日、隣接する体育館かグランドを利用した誰かが落ち葉の感触を楽しみたく、わざと落ち葉を蹴散らしながら歩いたのだと思われますが、その光景を見た時、「イノシシの仕業でないことを願いました」。幸いそのフェンス付近以外には特別変わった様子がなかったのでほっと胸をなで下ろし、熊手や竹ぼうきをリヤカーに載せ、掃き掃除(落ち葉集め)をすることになりました。それにしても、園庭や隣接する体育館の桜の木からいったい何枚の葉が落ちたのでしょう?すでに多くの葉が微生物によって分解され始めていましたが、この葉っぱによって土が柔らかくなり、来年きれいな花を咲かせるための栄養となるのでしょう。冬の到来は春を迎えるための準備でもあるとは思っていますが、願わくば寒さはほどほどであって欲しいものです。
2018年12月03日(月) No.2446 (園長日記)

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