Diary

興味津々


園舎の移転新築から6年以上が経ち、きれいだった園舎も経年と共に内外問わずあちこち汚れや不具合が出て来ています。中でも園舎北側の煙突を覆う外壁部分が屋根からの雨だれの影響なのか部分的にコーキング剤や塗装がはがれ、苔のような汚れが目立つようになりました。そこで、そんな外壁の修理・塗装作業をお願いしていたところ、今日から数日間かけて作業が行われることになりました。そして朝、園舎北側の駐車場に大好きなはたらくくるま(高所作業車)がやってきました。すると、乗り物好きの子どもたちを含めたくさんの子どもたちがランチルームにやって来て、転倒防止のためのアウトリガーが出てきたり伸縮するブームの先の籠に人が乗り込み作業をする様子を興味津々で見ています。こんな間近かで作業を見ることができるので大喜びですが、反対に大勢のギャラリーに作業を見られる側は少々照れくさいようで子どもたちに「お〜い!」と手を振られると、小さな声とともにわずかに手を振り返してくれていました。お天気次第ですが、明日明後日も同じような光景が続くかと思いますが、職人さんたちが恥ずかしさに耐えられるかどうか心配でなりません。
 さて、先日稲刈りだったため栗拾いが出来ずにいた5歳児、何としても栗が落ちてしまう前に栗拾いをしたいというので先日のように木に登り、ありとあらゆる枝を揺すり、実を落としてあげることにしました。ところが落ちてくるのは実の入っていないイガと緑色のイガばかり。また、落ちていると思って拾う実は動物に食べられているのです。そんなこともあるからでしょう落ちてきたイガを懸命にこじ開け未熟な実を取り出す様子はさすが5歳児という印象を受けました。今後先日拾った丸々と育った見事な実を収穫することは不可能かと思いますが、栗の木の様子を見ながらまた栗拾いをさせてあげたいと思います。
そうそう、話は一転しますが、栗拾いをする前の時間、5歳児の女の子二人がランチルームで楽しそうに遊んでいます。いったい何をしているのかと思いきや0歳児クラスの先生たちが手作りしたという段ボールの掃除機を借りて遊んでいるではありませんか?電気もガスも使うこともなく音も排気も出ない何とも地球にやさしい見事な掃除機の商品名は某有名メーカーそっくりなタイソン!!バッタもんを作るのが上手な某国をも凌ぐようなウィットに富んだことができる先生たちに脱帽です。さて次はいったいどんな商品が作り出されるのでしょうか?期待が膨らみます。
2018年09月26日(水) No.2398 (園長日記)

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