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また・・・。
つい先日、国民的マンガ・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが乳がんのため53歳で亡くなったというニュースが伝えられましたが、今度は「ちびまる子ちゃん」よりも古く、1969年10月の初回放送から2015年9月までの46年間、サザエさんのお母さんであるフネの声優を務めていた麻生美代子さんがお亡くなりになったというニュースが伝えられました。こんな風なニュースが伝えられると昭和がどんどん昔になってしまっているように思えて寂しさを覚えますが、数年前、フネの旦那さんである波平の声優を勤めていた永井一郎氏がお亡くなり僕らがサザエさんを見ていた時とは雰囲気も違っていることでしょう。同じようにお腹のポケットから様々な道具を出してくれるドラえもんの声優を長く務めていた大山のぶ代氏がお亡くなりになった時もドラえもんの声が変わり違和感を覚えた方が多かったことでしょう。
園長となって10年以上が過ぎ、子どもたちに絵本を読んであげたり読み聞かせをしてあげることなどなくなりましたが、幼稚園教諭として担任現役だった時、数日かけて読み聞かせをしている本は別な先生に読んでもらわないようにしていましたし、クラス担任を外れフリーとなり様々なクラスをサポートしなければならない時には、そのクラス担任が読み聞かせをしていた本は絶対に読まないようにしていました。これは僕に限ったことではなく、どこの保育現場でも行われていることかと思いますが、前述のテレビアニメでも感じるように、子どもたちはとてもデリケートで、それまで読んでくれていた先生の声が一番であり違和感を感じる子どもたちの気持ちを大切に考えたからですが、子どもたちの真意はどうなのでしょう?彼らの心の中に入って「真意を感じてみたい」そう思います。
2018年09月04日(火)
No.2384
(園長日記)
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