Diary

疑い深い


今日は子どもたちが楽しみににしていた「クリスマス祝会」の予定日でした。子どもたちは先日サンタクロースから「保育園に行く(来る)」という手紙が届いて以来、サンタクロースに会えることを楽しみにしていたものの、4・5歳児にもなるとサンタクロースについて少々疑問や不信感が芽生えて来るようで、朝いつものように園庭で放射線量を計測していると、数人の子どもたちが「ねえ、園長先生、今日園長がサンタさんになるんでしょう!?」と尋ねて来るのです。その都度「えっ!?どうして?」とか「違うよ!」とか「きっと本当のサンタさんきてくれるよ」と返事をするのですが、すんなり納得する様子はなく「ふ〜ん」と言いながら疑心暗鬼といった様子で何事もなかったかのように遊び始めます。ところが、いざ「クリスマス祝会」が始まったとき、サンタになると思っていた園長がホールにいるにも関わらず、園長をとは比べもののにならないほど長身のサンタクロースが本当にやってきたのですから子どもたちはポカ〜ンと口を開け目をまんまるに見開き驚きながらも大喜び。何人かの子どもたちはサンタさんに直接質問をし、握手してもらうこともでき興奮状態でした。ただ、白い長いひげの下に見え隠れする焦げ茶色のひげに疑問を持ち「・・・?」何か変、という表情の子どもたちの姿も・・・。一方、インフルエンザの感染拡大を防ぐため、0〜1歳児は祝会に参加することを控えたこともありサンタがやってきたことすら知らずにいました。そんな子どもたちのところへ、見上げなければならない背の高〜いサンタがプレゼントを届けにやってきたのでびっくり仰天。1歳児S組のHちゃんは大声で泣き涙を流していました。こんな風に祝会が行われプレゼントをもらい満足感で満たされた子どもたちですが、祝会後、給食を食べるためにランチルームへ行くとき、また、食事を終え保育室へ向かうとき職員室に見たこともない大きな外国人がいることに疑問を持ったようで職員室を覗いては「あれ!?サンタさんじゃない!?」とか「・・・!?」と会話をしていました。そんな職員室ではサンタクロースに似た外国人と話しをしていた僕を含めた担当者は今年も英語に四苦八苦!中には全てJapaneseの先生や某野球チームの名誉監督のようだったり「やばいよやばいよ」の口癖で有名なタレント、D川のようだったりで楽しい時間となりました。
2017年12月22日(金) No.2214 (園長日記)

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