Diary

一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために


ラグビー日本代表選手となり、FKの際、一度見ただけで忘れられなくなる独特な「ポーズ」を取ることで人気者になったG選手がこんなことを言っています。「ラグビーが他のスポーツと大きく異なる点は、とにかくいろいろなタイプの選手がいることです。背が高い選手、低い選手、痩せている選手、太っている選手など、体格の異なる1チーム15人が一つのフィールドで共存する。これは、ラグビーが球技の中でも特にポジションによって求められるプレーや役割が大きく異なるためで、どのポジションのメンバーが欠けても勝利にたどり着くことはできません」とです。今日、保育園のクリスマス親子礼拝を終え(迎えるまで)、そんなラグビーと第一光の子保育園の保育は同じであることを再確認することができたのです。それは体型という意味では全くなく、先生たちがクラスを超えて保育園の子どもたちのことを第一に考えてくれているということです。今回、インフルエンザに罹った子どもたちが増えたことによって延期することを判断した5歳児M組・4歳児H組の子どもたちと担任ために涙を流す先生がいること、今日ページェントを行うことができたN組・A組の子どもたちの成長を喜び涙する先生がいたからという意味です。それは、決して見返りを求めているのではなく子どもたち、同僚のために無心で力になろうとしている現れなのだと思います。これこそクリスマスに考えなければならないこと、求められていることなのでしょう。「One for all, All for one」はラグビーの精神として語られる言葉ですが、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味ではなく、本当の意味は、「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」だそうです。今日のクリスマスページェントはまさにクリスマスの意味を伝えるためにOne for all, All for oneだったと思います。園長として素晴らしい先生たちに囲まれ支えられていることに感謝することができました。最後に本日のクリスマス親子礼拝にいらしてくださった保護者の皆様に感謝し、M組・H組のページェントも喜びに満ちた一日となるように祈りたいと思います。
2017年12月16日(土) No.2209 (園長日記)

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