Diary

少しずれていれば・・・


どの年齢のどのクラスでもお休みする子がなくみんなでクリスマスページェントができるようにと願い祈いながら準備をしてきましたが、今年もやってきたインフルエンザには勝てず、5歳児M組の子どもたちの中にお休み(出席停止)になる子どもたちが増えてしまいました。保護者の皆様の仕事のことや子どもたちの思いを考え悩みに悩んだものの、感染拡大の防止を優先し、M組と4歳児H組のクリスマス親子礼拝は1月6日(土)に延期することにしました。これまで何日も話し合いを重ね、時間をかけて準備をしてきた子どもと担任たちはさぞかし残念で仕方がないことと思います。クリスマス礼拝の日が一週間前か後にずれていれば延期することもなかったのかもと考えてしまいましたが、クリスマスは1月6日まで続いていて、この日をクリスマスとして祝う国もあります。そんな日に祝うことになったのも何か意味があるかもしれません。それまでモチベーションを維持するのはこれまで以上に大変なことと思いますが気持ちを切り替え子どもたちが元気になることを祈り園全体で励まし支えていきたいと思います。
 さて、テレビや新聞などの報道でご存知かと思いますが、沖縄県宜野湾市の保育園と小学校に米軍機の部品が落下するという事故が起きました。幸い命に関わることはなかったようですが、落下地点が少しずれていたら大惨事になっていた可能性もあったようです。何とこの保育園はキリスト教保育連盟に加盟している保育園だったようで、同じような事故が起きないように署名の協力のお願いが届きました。東日本大震災の辛さや実態を被災地以外の方々が理解しにくいのと同じように、沖縄の方々の辛さや実態を理解していないことに気づかされ反省するばかりです。
2017年12月15日(金) No.2208 (園長日記)

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