Diary

どっちもどっち!?


帰宅して夕刊を読んでいると、これまでも様々な物議を醸すことの多かった実業家、ホ◯エ◯ンこと◯江◯文氏がSNSの一つツイッターで「保育士は誰でもできる仕事」と投稿し物議を醸していることを知りました。この投稿に現在保育士として仕事をしている方々から反論が寄せられているようですが、中には彼の投稿を肯定する意見も多数あるというのです。確かにホ◯エ◯ンがいうように、職場環境については「当たり前のこれまでをなんら改善しようとしないからダメなんだよ。例えば壁の装飾とか本当に必要?とかね。IT化も遅れてるしな」と、効率化が進んでいないことは指摘通りで否定できないこともあるように感じます。子育ては資格を持たずともできることですが、保育士や幼稚園教諭はしっかりとした資格が与えら専門家となるのです。しかし、その専門性が世間に認知されていないこと、また「子どもと遊んでいるだけ」という印象や誤解も「保育士は誰でもできる仕事」という投稿の原因につながるように思えてなりません。ただし、年間計画、月案、週案、日案という計画を立て複数の子どもたち(集団)と関わる保育と家庭での子育てとは違うものであり、「誰でもできる仕事」ではないことはご理解いただけるのではないでしょうか。ただし、自分たちの行っている保育を理解してもらえるようにしっかりと発信することが足りていないことは否めない気がします。子どもたちと関わるという意味では同じ仕事だと思っていた幼稚園から保育所という世界にやってきたとき、保育時間の違いから担任の先生であっても朝番担当の日は子どもたちを残し代替の先生に保育を任せて退勤したり、土曜日出勤の代休として平日にお休みがあったりすることに違和感を覚え、また、なかなか職員全員で会議や話し合いの時間や翌日の準備が取りにくいことなどから保育所と幼稚園は似て非なるものであることを思い知ることになりました。あれから10年以上が過ぎ日本の保育も随分変化しているように保育園の保育も変化してきました。一方、そのことで先生たちが忙しくなっていることもあるように思います。そのためにも◯リ◯モ◯が指摘するようにIT化や効率化をいかに進めるべきか考えなければならないのでしょう・・・。
2017年12月12日(火) No.2205 (園長日記)

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