Diary
違うからこそ気付くこと
今日は同じ町内にある姉妹園、第二光の子保育園の4歳児をバスで迎えに行き、第一光の子保育園の4歳児と交流をしました。迎え入れる側の第一の玄関ホールには今日の交流を実りあるものにしようという担任たちの気持ちと心意気が込められた、子どもたちの顔写真があしらわれた手作りのwelcome−boardが昨日のうちから準備されていました。そんな思いは子どもたちにもしっかり伝わっていて、いつもなら外遊びをしている時間に交流会のために集まりをし、2階ホールでゲームをした後、園庭でも楽しそうに遊んでいました。第二光の子保育園の子どもたちは普段自分たちが遊んでいる第二の園庭や遊具との違いに気づき、興味のあることや場所で遊んだようで、帰りのバスの中では「お庭の真ん中の木に登ったのが楽しかった」とか「SL(車掌車)が楽しかった」という会話が聞かれました。そこでバスを降りる子どもたちに「また遊びに来てね!?」と声をかけると多くの子どもたちが目を輝かせ「うん」と返事をしてくれました。第二から来てくれた先生たちも園庭の環境や子どもたちの遊び方の違いに興味を示してくれただけでなく、「このような交流は本当にいいですね。刺激を受けました」「今度は別なクラスが来るなど交流が続けられるといいですね」と前向きな感想を伝えてくれました。環境(園庭や園舎、子どもたちも職員)が違うからこそ気付くことがあり、その中からお互いの保育の良さを共有し、ともに保育の質を向上していきたいものです。そうそう、今日の交流を楽しみにしながらも朝は緊張していた感のある第一の子どもたちも、第二の子どもたちを見送る頃にはすっかり打ち解け「来てくれてどうもありがとう」とあいさつを交わすことができました。今日の交流を更に深めるため、今度は第一の子どもたちが第二にお邪魔し、見たことも使ったこともない環境や遊具で遊べるような日が実現できることを願うものです。
2017年11月28日(火)
No.2195
(園長日記)
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