Diary

不思議なご縁


高校の授業が暗記中心となっていることを問題とする高校や大学の教員が歴史上の偉人の用語の半数を減らすことを提言しているようで、その中には武田信玄や上杉謙信等の名前が出ているそうです。そのほかにも坂本龍馬の名前が挙がっているようですが、今日はその坂本龍馬の誕生日であり暗殺された日です。そんな日に高知市の保育所の先生方が南海トラフ地震の備えのために被災地の園の視察にお見えになりました。2012年2013年の2年間、高知県教育委員会の依頼で高知県内の幼稚園・保育所・認定こども園の先生方に東日本大震災での経験・教訓をお話しさせていただいた経緯があるからなのでしょう。今回も教育委員会からお電話があり、津波被害を受けた施設をご案内することになりました。初めて東北の地にお見えになった先生方をまず仙台空港の近くに整備された「千年希望の丘」と「閖上」にご案内したところ、全てを飲み込んだ津波の威力と高知とは違う海岸や広い平野に驚いていました。明日は気仙沼や南三陸町の保育所を訪問しますが、震災遺構となった南三陸町防災庁舎、時間が許せば女川町や石巻市に足を運び、明後日は亘理町や山元町などをご案内してきます。保育園も個人的にも津波被害はなかったものの被災地域に住む者として、高知の方々のためにしっかりと勤めを果たしてきたいと思います。
2017年11月15日(水) No.2187 (園長日記)

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