Diary


先日、薪ストーブのメインテナンスをしてもらったとき、薪割りに数年使い、柄に随分ダメージが出ていた斧を見てもらい、修理が可能かどうかお聞きしてみました。嬉しいことにネットで購入した汎用品にも関わらず修理ができるというのでお願いしました。ところがその際「園長先生、これまでこの斧でずっと薪割りしてたんですか!?」と訪ねられました。そこで、「はい!一人で頑張ってました」と答えると「この斧は外国だと女の人が使うような重さの斧ですよ!!!」と驚かれたのです。そう言われると何だかこれまでの苦労と、柄の交換後の苦労が思い浮かび、「では、いったいどのような斧が良いのですか?」とお聞きしてみると、「重さ」「刃の形状」「柄の長さ」といった複数のポイントが挙げられました。「そうですか・・・。」すると「今度、私が使っているものを持ってきますのでご覧になってみてください」と言って、数日後、暖炉や斧に関するカタログとドイツ製の斧二本を持ってきてくださいました。早速見せてもらうと(持ってみると)、確かにこれまで使っていたネットで購入した斧と「重さ」も「刃の形状」も違うのです。しかも柄は長さだけでなく「曲がり具合」も「太さ」も全く違うのです。(もちろんネットで購入した斧の倍以上の価格です)しかし「これだとこれまでのように疲れることなく割れますよ」という囁きに「欲しい」という欲が・・・。そこで、園のお財布を管理している事務のОさんに納入の可否を伺ったところ、「必要なものですし、大丈夫です」とお許しをもらい購入することが出来ました。この数日、刃の形状の違う修理が済んだ斧とドイツ製の新しい斧を使い分け薪割りに励んでいますが、重さがたった500gしか変わらないのにその破壊力や割れ具合の違いに驚き、ささやかな喜びに浸っています。ところが、そんな僕の喜びなど知る由もない4歳児A組のR君のおじいちゃんは今朝薪割りをしている僕を見て「園長先生頑張ってるね。でも、今はもっと良いものあるよ」とまたしても魅力的な機械を想像させることを囁くではありませんか。ネットやホームセンターで買った斧が暖炉専門店のドイツ製の斧へ変わったものの、もし、次に欲しいものとなると、それは言うまでもなくエンジン式の薪割り機!でもこればかりは無理そうですので、二本の斧を駆使し頑張って薪づくりに励みたいと思います。薪割りに興味のある方、ご一緒に汗を流しませんか?結構楽しいものですよ。
2017年11月09日(木) No.2182 (園長日記)

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