Diary

穏やかな一日


昨日11月になりましたが今日は日が差し風もなく11月とは思えないほど暖かく穏やかな一日だったこともあり、子どもたちは朝着て来たジャンパーやパーカーを脱いで遊んでいました。5歳児の子どもたちはクラスの枠など感じさせず男の子と女の子が混ざり、園庭に線を引き靴飛ばし競争を始め靴下や靴の中が汚れることなどお構えなしで遊んでいました。また、先日できた築山とトンネルによって子どもたちの動線や遊びに変化が見られるようになり、4歳児H組のY君とH君は築山の坂を利用し廃材の板を並べ道路を作って満足そうに眺めていました。そうかと思えば、3歳児T組のSちゃんが「ねえ、園長先生、お店やさんするからちょっと来て」と言って遊具小屋まで僕の手を引くのです。僕はお客さんになるのだろうと思っていたら、そうではなく、何と、ここでも数人の子どもたちが廃材を使って真剣にお店を作るところから始めようとしているのです。そこで、ヒントとして「こんな風でどう?」と何枚かの板を立てかけてあげると子どもたちなりに何かを感じてくれたようで「そっか」「いいね」と言いながら子どもたちだけで開店準備をしていました。ところが、こんな風に穏やかに遊んでいる中、合同避難訓練のための非常ベルが鳴り響きました。先生たちは今日訓練をすることは知っていても発生時間を知らせず、ほぼ抜き打ちでの訓練でしたが、これまで何度となく訓練をしていることもあり、泣く子も見られず、混乱することもなく避難することができました。これから寒さが増し、またどんどん空気が乾燥する季節になり保育園では薪ストーブが大活躍するようになり、家庭でも暖房を使うことが当たり前になりますが、火事など起こることなく穏やかな毎日が続くよう気をつけていきたいと思います。
2017年11月02日(木) No.2177 (園長日記)

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