Diary

様々な色


成人の日の昨日、全国各地で20歳になったことを祝う成人式が行われたことがニュースで伝えられていましたが、仙台市は前日の日曜日に行われたようで、教会の礼拝に向かう時、赤や紫、ピンクなど色鮮やかな振袖に身を包み成人式の会場に向かうと思われる喜びにあふれた女性たちが仙台駅にたくさんいました。そんな着物姿を見ると日本に暮らしていることを再認識する一方、成人した若者たちは昭和時代にはまだまだ着物が普段着だったことがあったことなど信じられないのだろうと勝手に思ってしまいました。もちろん今保育園に通っている子どもたちとなれば尚更のことでしょう。そして、この子たちが成人するころどのような時代になっているのか、知る由もありませんが、京都などでは外国人観光客だけでなく日本の若者たちもレンタル着物を着て観光するなど和装(日本文化)が廃れたいない様なのでホッとします。ただ、自分が着物を着て日常生活を送れるかと言えば興味はあるものの言わずもがな無理なこと。今から始めることは不可能ではないことでしょうが、着物とはちょっと違いますが、袴を身につける剣道でもしておけばよかったと思わされます。
 さて、小中学校や高校、そして多くの幼稚園が今日から授業・保育が始まりました。そんな中、山形市内でキリスト教保育連盟東北部会の役員会を開催し、今年度の研修の反省や総会や次年度の研修会に向けた話し合いを行いました。子どもたちの礼拝を済ませ、高速道を使って山形に向かったのですが、宮城県内は青空だったのに県境のトンネルを抜けると山形県の空はグレーで蔵王連峰を挟んだだけでこんなに空の色が違うことに改めて驚かされました。数時間の役員会を終え夕方帰路に着くときには降っていなかった雨が降り出し、その雨がみぞれへ変わり、高速に乗り県境に差し掛かったときにはもの凄い勢いで白い雪が降り視界が悪い上、あっという間に降り積もった雪で道路のラインすら見えず、明かりが少ない山形道は暗くこの冬初の雪に恐怖を覚えての運転となりました。今週寒波がやって着て保育園にも雪が降るようなこともありそうです。そうなれば子どもたちは大喜びし雪遊びに興じることでしょう。さて、どうなることやら・・・。
2017年01月10日(火) No.1975 (園長日記)

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