Diary

楽しそう


先週、来年の春、保育園を卒園し大河原南小学校へ就学する予定のN組M組の子どもたち19名が児童館を訪問させていただきましたが、今日はその日保育園で留守番をしていた大河原小学校へ就学する予定の子どもたちが児童センターを見学・訪問させてていただきました。目的は先日と同じで児童館がどんなところなのか知ること、小学校へ入学すると歩いて登校することになるため、交差点や信号機、標識に興味をもってもらうことでした。ところが、今日もバスで出掛けたため、ねらいの何%が達成できたでしょうか・・・。しかし、児童センター内を案内・紹介して頂き、絵本や図鑑が置いてある部屋では実際に本を読ませて(見せて)頂き、ホールでは一輪車やバランスボール、輪投げなど保育園にはない遊具で遊ばせてもらうことができてみんな大喜びでした。そんな遊具で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿の他に僕が驚いた事は担任のW先生もM先生も一輪車に乗ることができるということ!どうやら一輪車が流行った世代に育ったそうで、僕らが育った時代との遊びの違いに改めてgeneration gapを感じました。
 さて、こんな風に楽しく過ごしてきたことだけを書くと、何事もなかったと思われると思いますが、実は「児童センター」だと思って到着したところは目的地の「児童センター」ではなく「児童クラブ」だったのです。そのため児童クラブの先生方は連絡もなく突然大勢の子どもたちがやって来たことに困惑し一体何が起こったのかと驚いたらしく、一方で、しっかりと連絡を取っていた二人の担任たちも「えっ!?児童センターってここじゃあなかったの」と驚き、バスを止めて建物に向かおうとした僕に「園長先生すみません、児童センターはここではなく学校のところだそうです」と大慌て。ましてや、子どもたちを待っていてくれた児童センターの先生方は「なかなか来ないね!?」と心配してくださっていたというハプニングだらけの訪問でした。
 ところで、「児童クラブ」が入っている施設は「いきいきプラザ」と言うのですが、M組のHちゃんはどうやら「うきうきプラザ」とう名前だと思っているようで、朝から「園長先生、きょう、うきうきプラザに行くときバスよろしくね」とウキウキした様子で話しかけてくれました。「いきいき」も悪くはないと思いますが「うきうき」という表現の方が何となく楽しそうに感じてしまうのは僕だけでしょうか・・・。ちなみに、先日数人の子どもたちを乗せてガソリンスタンドへ行ったときも「ガソリンスタンド」ではなく「ガソリンランド」と間違っている子どもたちがいましたが、「ガソリンスタンド」よりも「ガソリンランド」の方がなんだか楽しげな響きに聞こえてしまいました。
そうそう、楽しそうといえば、4歳児H組の子どもたちは今朝、担任のN先生にインゲン豆の葉っぱを帽子や服に付けてもらっていたこと。僕は全く知りませんでしたが、インゲン豆の葉の裏側はマジックテープのように張り付くような性質があるようで、AちゃんやR君をはじめ多くの子どもたちが帽子や服に葉っぱを張り付けてもらい、まるで迷彩の帽子を被った陸上自衛官のようになって楽しそうに遊んでいました。
2015年08月27日(木) No.1628 (園長日記)

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