Diary
70回目の夏
70回目の原爆の日を迎えた今日、広島市の平和記念公園では、平和記念式典が行われ、原爆が投下された8時15分に合わせ「平和の鐘」が鳴らされ1分間の黙祷がささげられました。広島市長が「広島をまどうてくれ!(元通りにしてほしい)」という方言を使い、核兵器の廃絶、武器に依存しない平和保障のメッセージを世界中に発信しましたが、広島の中心部にある平和記念公園が映し出されただけで、広島の暑い夏、うるさいくらいに蝉が鳴く平和公園、そして今年は特に師として仰ぐ、西日本で初の男性保育者“井原忠郷”先生を思い浮かべます。なぜなら先週、井原先生がこれまでの積み上げてきた保育のまとめや貴重な資料と共に嬉しい手紙を送ってくださったからです。遠い広島にいらっしゃるにも関わらず、東北の地にいる青二才に手紙を送ってくださるとは身にあまる光栄であり、先生に笑われないように頑張らなければと思わされます。原爆投下の一年前にお生まれになった先生から学ばなければならないのは当然のことながら保育についてですが、それ以上に見習わなければ(盗まなければ)ならないと思っていることは筆まめさと、笑いのセンセス(話しの上手さ)なのです。そんな井原先生にまたお目にかかれることを楽しみにしながら、広島を思い平和を祈りたいと思います。
2015年08月06日(木)
No.1613
(園長日記)
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