Diary

すごい発見


連日続く陽気に誘われたのか、いつもなら保育室で過ごしている時間に珍しく2歳児の子どもたちまでが園庭に出て遊ぶ姿が見られたのですが、T組のM先生と子どもたちが放射線量を計測している僕のところに何かを大切そうに運んできて「園長先生見てください。」といってある素晴らしいものを見せてくれたのです。それは、砂遊びの時に使う、型抜きをお弁当箱に見立て作られた“おべんとう”だったのです。ご飯は玄米に見えてしまう粗めの砂(細かい砂利!?)そこに、おかずに見立てた木の枝や木の皮や薪の切れ端、なぜかレタスに見えてしまう雑草の葉、そして、そこに誰がどこから見ても色も形もそれ以外には見えない“タコウィンナー”が飾りつけられているのです。このタコウィンナー、これまでもきっとこの時期になると園庭に落ちていたのでしょうが、今年は育ちが良いのか沢山落ち始めているようなのです。この、タコウィンナーの正体、それは“ザクロの花”なのですが、僕も今日初めてタコウィンナーに似ていことに気づかせてもらいました。こんなごっこ遊びが展開されるのは、つい先日近所の公園にピクニック遠足に出かけてことがきっかけのようですが、それだけ“おべんとう”を持ってのピクニックが楽しかったということの表れ。こんな風に保育が展開・発展していく姿を見ることができると嬉しくなります。
 さて、今日は5歳児の子どもたちは今年も柴田農林高等学校の畑でサツマイモ(紅あずま)の苗を植えさせていただきましが、先日の遠足の公園の名前同様、紅あずまががなかなか覚えられず、「・・・」だったり「ベニーランド」だったり・・・。秋には芋掘りをさせていただくことになりますが、豊かな実りが今から楽しみです。
2015年06月02日(火) No.1565 (園長日記)

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