Diary

日々勉強


今日は宮城県保育協議会の園(所)長研修会が行われ、宮城学院女子大学の教授足立智昭先生と全国保育協議会副会長である佐藤秀樹先生から新保育制度に関するお話を伺いました。足立先生はこれまで何度か保育園にいらして下さっていますし、何より、数年前、C先生が保育研究発表を行うに当たり、随分とお世話になりました。また、今年の2月末から3月にスウェーデンに研修に行かせて頂いた際にもデンマークまでご一緒させて頂くなど、日頃からお世話になっています。そして、佐藤秀樹先生は、新制度会議の中心的なお一人であり、常に最新の情報を与えて頂いています。嬉しいことに、そんな講師の方々と講演の前後、直接質問や話をすることが出来るのは役員をさせて頂いているということの役得でありとても勉強になります。特に、今回の研修では佐藤先生から新制度の矛盾点や課題が挙げられ、改めて今後日本の保育がどこに向かって行こうとしているのかはなはだ不安になりました。一方、足立先生は保育所・幼稚園の教育とはどのようなものなのか根本を再確認できるように、スウェーデンやデンマーク、フィンランドといった北欧の保育が事例として挙げられ、日本の乳幼児期・児童期の学びとの比較・違いを話して下さったことに驚かれた参加者もいらしたように感じますが、学びの基礎は何と言っても“遊び”であること、また、“危険(危ないこと)”は教えられることだけでなく自ら感じることを通して身につけていくことであることを確認することが出来、今後の(明日からの)保育に活力を頂くことができました。
2014年10月30日(木) No.1415 (園長日記)

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