Diary

抜き打ち


毎月一度必ず行われている“避難訓練”、そのうち年に二回だけは全園児合同の訓練となりますが、それ以外は各年齢、あるいは各クラスで様々なことを想定し訓練をしています。そして今日は0歳児から2歳児クラスの子どもたちの抜き打ちの避難訓練を行いました。「抜き打ち」ということは当然、時間はもとより、火事による避難なのか、地震によるものなのか知っているのは僕を含めた職員室の数人の職員と2歳児クラスのM先生のみ!想定は園舎東側の山の斜面から火事が発生するということを数日前から秘密の打ち合わせを行い、今朝も決行に向けてM先生と最終確認をして訓練開始の時間を待ちました。しかし、どうせなら少しでもリアリティーがあった方が良いと思い、斜面から本当に火が出たように羽釜用のかまどを運び、実際に落ち葉や小枝を燃やすことにしました。しかし、火をつけていざ避難という頃に南からの強い風が吹き始め、煙が園庭に吹き込むという僕の想定は無惨にも風と共に東部運動場や東部体育館の方へ吹き飛ばされてしまいました。そんな僕のトンチンカンな行動とは正反対に子どもたちは先生たちに誘導され混乱なく避難することが出来ました。今度また抜き打ちで避難訓練をするようなことがあった時には、もっと念入りに準備をして緊張感を持って避難できるようにしたいと思います。
2014年10月17日(金) No.1406 (園長日記)

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