Diary

夢に向って


昨年度、卒園式などの行事に度々やって来てくれた地域限定の“まごころ急便”が今年度新たな支店長(5歳児M組担任)のもと今日から営業を開始したようで、数人の子どもたちが職員室に献金のために封筒から切り取った古切手を嬉しそうに届けに来てくれました。初代“まごころ急便”は「まごころこめてはいたつします」のキャッチフレーズでしたが、二代目は「あんしんとあいをとどけます」とキャッチフレーズに変えたらしく早速笑顔で営業していました。あのいきいきとした様子ですと、しばらくは集荷の確認と配達が続きそうな予感がします。
 さて、昨日今日と地元の中学生が職場体験にやって来て子どもたちと触れ合ってくれました。保育園以外にも様々な事業所で職場体験がなされたようですが、近年、少子高齢化が進み普段赤ちゃんや弟妹と接触する経験ができない子どもが増えているという意味からも、保育園や幼稚園での職場体験という時間はとても大切だと思います。また、今週から二人の専門学校生が保育所実習で保育に入っていますが、二人がいつ、どんなきっかけで保育に関わる仕事を選ぼうとしているのか詳しくはわかりませんが、この実習を経験し保育は大変な部分もあるけれど楽しいという事を理解し、保育という仕事を選びたい『夢を実現にしたい』と思ってくれることを願っています。
 ところで、僕はどのような天気であろうと毎日園庭の線量を計測しています。ところが、子どもたちは天気が悪い時にも僕が園庭にいることに疑問を持つようで今日も二階のバルコニーから「園長先生、どうして雨降ってるのにお外にいるの?」と聞いてきました。今日のような少々の雨ならば外で遊んでもいいと思うのですが、保育室やホールでも楽しく過ごせた様で今日は誰一人として外で遊ぶことはありませんでした。そのお陰で、いつもなら子どもたちの沢山の手から逃げ回っているカエルは今日ばかりは受難にあうことなく花が咲き、草が生い茂る花壇で伸び伸び過ごしていました。
2013年06月28日(金) No.1052 (園長日記)

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