Diary

心が揺れました


今日はひつじの毛刈りの予定日でした。そのために大郷町のふれあい牧場からトラックに乗ってやって来るひつじたちを子どもたちは朝から首を長〜くして待っていました。そんな子どもたちを驚かせるために僕は何度「メエ〜!」と鳴き真似をしたでしょうか(^^ゞ。これまでもひつじだけでなくカラスや犬やネコの鳴き真似をして子どもたちがあちこち見回し「?????」と不思議そうな表情をしていることがあるのですが、今日は本当のひつじが来園したので、僕のいたずらは通用しないかと思いきや、本物のひつじを前にしても、僕の鳴き真似に先生たちまでが「もう1頭いるかと思いました」と驚いてくれるのですから笑ってしまします。この感覚はイソップ童話の中でも有名な「狼少年」に通じるような気が…。でもこんないたずらばかりしていると、狼少年のように誰にも信用してもらえなくなり、痛い目に遭わないとも限りません(>_<)。しかし、悲しいかな、このいたずらはやめられそうにありません。毛刈りの日でもないのに「メエ〜!」という鳴き声がしたならば、間違いなく近くに僕がいると思ってください。
 ところで、実は今日、毛刈りにいらして下さったふれあい牧場の方々の口から、僕の心が揺れるこんな発言があったのです。それは、「園長先生、今回で3回目になりますよね!そこで園長先生にお願いがあるのですが…。園庭の環境も昨年と随分変わり、整ってきたようですし、そろそろ保育園でひつじを飼いませんか?もしもの時は牧場でいちば〜んかわいいひつじを連れてきますから(^.^)」この言葉に、保育園でひつじを飼えばひつじが草を食べてくれるので、急な崖の斜面や園庭の草を刈るための草刈機を購入することも、仕事の合間を使って草刈りをする手間も省けるしと心が揺れたのですが、0歳児のお子さんからお預りしている保育園には様々な壁があること、そして何より、生き物を飼うということは世話に休みがないということをしっかりと覚悟しなければなりません。そう考えると「はい!ぜひとも牧場でいちば〜んかわいいひつじを連れてきてください」とは返事ができませんでした。すると「もし良ければ、ご自宅でも良いですので!」と…。保護者の皆さんのどなたか、牧場でいちば〜んかわいいひつじを欲しい方がいれば是非園長までご一報を(^o^)
毛刈りの様子は、きっと掲示板で報告があるかと思いますので、そちらをお楽しみにm(__)m。
2013年06月14日(金) No.1037 (園長日記)

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